Platycerium andinum

アンディヌム1号です。

1号は以前アメリカのナーサリーから来たもので、そのときには既に成長サイクルが北半球に順応していました。つまり、4〜10月ごろに成長し、その他の期間はすこしお休みというパターン。さいきんよく見かける現地株は成長サイクルが南半球のまま連れてこられてるんではないでしょうか=10〜4月に成長しその他の期間はお休みサイクル。そういった北半球に順応させていない株に、これからの季節も水やりを続けると根腐れを起こしてしまう可能性があります。いまの時期、胞子葉の成長がちょうど完了したぐらいの状態なら、気持ち乾かし気味に管理し、秋の活動再開に備えるとよいと思います。長い胞子葉が輸送のため大胆にカットされ、今年成長が完了した葉っぱなのかどうかがわからない!という場合は、大丈夫です、そういった株はだいたい現地株でしょう。

現地では7〜8月が乾季(といってもわりと雨は降る)で、この頃は気温が35度を超える日も多いとか。10月頃からしだいに雨量が増え、アンディヌムも成長を再開します。年末ごろ2枚の貯水葉が完成すると、こんどは胞子葉の成長が始まります。 3〜4月は雨期の終盤で、河川の近隣地域では洪水で水浸しになるほどの長雨となります。5月には雨量が減ってきて、胞子葉の成長も完了。

ところで、成長サイクルを南半球から北半球に変えるにはどうしたらよいんでしょう・・?

Platycerium andinum

 

↓ アンディヌム2号

2018年の世界らん展で入手したアンディヌム。昨年(2017年)より南米の蘭屋さんがアンディヌムを持ってきています。昨年は様子見していたんですが、今年はついにお買い求めに。 そろそろ胞子葉の成長が完了しようとしているところです。おそらくこれから秋ごろまで一休み。

Platycerium andinum #2

ビカクシダの子株は通常とは異なるサイクルで貯水葉を出すことがあるように思っています。具体的には、貯水葉がではじめて胞子葉も1枚ぐらい伸ばしたあと、”次のサイクルの”貯水葉が出始めるまでの期間が短い。など。そのどさくさに紛れて北半球サイクルに成長を合わせてもらう・・・。

アンディヌムも幼い株だと、もしかすると、来月ぐらいから貯水葉を出しはじめたりしたりしないかな〜、と淡い期待をしているところです。