ビカクシダ近況

今朝の週末集中水やり時間後のまったり時間にて。

2つ並んでぶら下がっているもの、右側は前回も取り上げたいつもの小型ビカクです。左側のは、昨年のいただきものの Platycerium bifurcatum 'Hawaiian Pareo' 。まだ小さいのに貯水葉の上部が細かく切れ込んでいて、大きくなるのが楽しみなビカクシダ。

Platycerium bifurcatum 'Hawaiian Masami'

↓ヒリー達のトレイです。昨年末に室内に取り込みました。ヒリーはビフルカツムほど強靭な耐寒性はない(葉が傷みやすい)ので、最近は取り込むようにしています。晩秋から続く成長シーズン中で、そろそろ胞子葉サイクルが始まりそうです。

Platycerium hillii

↓アンゴレンセ(エレファントティス)です。2枚目の胞子葉も大きくなってきました。熟成油粕と水をたっぷりあげているためか、胞子葉がとても大きくなりそうです。後ろのワイヤネットは60x90cmサイズ。

Platycerium angolense

↓湿度保護用フレーム組ビカクシダのクアドリディコトマムです。成長サイクル始まりました。貯水葉1枚目、動き始めています。2,3日前にうっかり干し上げてしまい「やっちまった〜っ」と焦りましたが、無事復旧。

Platycerium quadridichotomum

↓クアドリ、バックアップ機。こちらも活動再開。 これはプラポットにミズゴケで植えてあります。水切れになりにくいためか、頑丈に育っているように思います。

Platycerium quadridichotomum

↓リドレイ水やり。直径が大きくなってバケツが窮屈になってきたので、腰高なトレイに漬けるようにしてやってます。もしかすると、そろそろ板付直しが必要かも。ということで、今年は梅雨ぐらいに板付け直し予定、ですかねぇ。時期はいつがいいのか分からないんですが、前回は夏頃だったと思うのでまたそのぐらいの時期に。

Platycerium ridleyi

↓ワリチーその後。そこそこ早い成長スピード?ではなく、このぐらいのサイズに育ってくると、あとは普通の成長スピードになるように思います。昨日の朝に水やりしました。貯水葉が黒ずんでいて、水分をしっかり含んでいる様子がわかるかと思います。いい感じで成長しています。水のやり過ぎに注意です。

Platycerium wallichii

↓リトープス、脱皮中。先週さっと土の表面が軽く濡れるぐらいの水をかけました。ちょっと古い葉の水分が残りすぎていますかねぇ。2重脱皮してしまうかなぁ。どうしても水をやりたい・・・けど、我慢。

リトープス脱皮中

 

Hibiscus x rosa-sinensis 'Kan Lemon'

寛レモンが咲いたのでアップ。他のハイビは強剪定してしまったのですが、寛レモンだけは剪定せずに枝を残しておいたんです。年末あたりからぽつぽつと咲いてはいましたが、やっとタイミングよく咲いてくれて写真撮れました。

開花した翌朝の花です。部屋に取り込んでからはときどき水切れさせてしまうし、肥料もほとんどあげていないためか、小さめの花ですね。直径13cmぐらい。

Hibiscus x rosa-sinensis 'Kan Lemon'

金運アップ希望。

 

ビカク2号はアルシコルネ?(2015夏の自由研究)

これが今年最後のアップになりそうです。

年内になんとかしたいなー、と思いつつも権利関係の確認作業に着手しなかったために紹介できなかった大きなネタがあります。今年の夏の自由研究「ビカクシダの日本渡来に迫る」です。実は、昨年末頃から、ビカクの日本渡来に近づこうと古めの資料を探していました。研究とか迫るとか調査とかいってもそんなたいしたことはしていないのですが、ようするに、”ビカクシダ”あるいは”コウモリラン”のキーワードが載っているできるだけ古い資料を探す、ってことです。神保町の古書店に通ったりネットでいろいろ調べたりして、資料コレクションを拡充、今年の6月に国会図書館資料の紹介などしていたのはこの自由研究の一環であったわけです。でも辿れたのは昭和一桁まで。牧野富太郎先生によると「ビカクシダの日本渡来は明治初年1870年代だろうと思われる」とのことだったので、まだまださかのぼれるだろうとせっせこ調査を続けました。

で、そんなこんなでたどり着いたのは横浜開港資料館。渡来モノをさがすならその窓口へ!そりゃそうですね。意外にもわりと近いところにそれはありました。6,7,8月の週末は折を見ては横浜開港資料館に通いましたよ、ええ。

横浜植木株式会社の「明治四十一年度 定價表(CATALOGUE OF THE YOKOHAMA NURSERY CO., LTD.)」。1908年、いまから100年以上も前の輸入植物のカタログ。室内鑑賞植物カタログ35ページにビカクシダさん居ました!当時の価格は70銭。ほほぅ。

1914-15年大正3-4年度カタログにはビカクシダの白黒写真が初めて登場します。ビカクシダ写真入りとしては横浜植木では最初のカタログです。

そして・・・ と、ここで突然の流れぶった切りですが、今回はここまで。掲載許可をもらってカタログのコピー画像を掲載できたらいいな!と思っています。 開港資料館で問い合わせたところ、”この写しをネットに掲載してよいかどうかの判断については横浜植木に直接ご確認ください”、とのことでしたので、ちょっと手間がー。手元にはもうコピーがあるのに、うずうず。

待ってらんないから、という方はぜひ開港資料館に行ってみてください。地下1Fの閲覧室で原本の写しを見ることができます。地上階の展示室は見ないで閲覧室のみの利用なら100円で入館できます。

洋らん、サボテン、その他の観葉植物についても、へー、この時代にこれもう入ってきてだんだーとか、ソブラリア・マクランサの白花が50円!すごー。とか、ネペン8円、ボストンタマシダ2円(負けた)、モンステラ・デリキオサ75銭(負けた)いろいろ面白いです。

 

で、ビカクシダの日本渡来に関連して注目したいのは、↓のビカクシダ2号なんです。

もしかしたら・・・またしてもここで中断&来年につづく。

 

そして、ここからは強引に近況報告に切り替え。

昨年3回めの株分けをしたビカクシダ2号です。
2014年8月株分け直前のお姿株分け直後2014-2015冬 → 現在に至る。

ビカクシダ2号 Platycerium bifurcatum(Platycerium alcicorne)

じつは昨日までベランダに居ました。今年の冬ははやはり暖かめで、寒さのダメージが少ないです。というか元気に成長を続けています。強い子です。でもまだちょっとお子さまなので、今年も厳冬期は室内で保護。あと2年ぐらいしたらまた通年ベランダに切り替えようかと予定しています。

ビカクシダ2号 Platycerium bifurcatum(Platycerium alcicorne)

メインの株の伸び始めた小さな葉。手みたいじゃないですか?サンショウウオの手、みたいな。こうして写真見てるとかわいいもんですねぇ。

ビカクシダ2号 Platycerium bifurcatum(Platycerium alcicorne)

今年の春にはすでに子株の芽が出ていたような気がします。その後順調にそだって、やっと最初の胞子葉が出てきました。来シーズンはさらに育つだろうし、新たな子株も増えてきそうで、いっきにボリューム感が増すのではないかと思います。

↓ワリチーの現在の様子。すでに活動を再開しています。でも要注意で、ここで意気込んで水をたっぷりあげはじめたりすると根腐れしてしまいます。貯水葉に貯水された水分をしっかり使いきってから次の水をあげるぐらいのペースがよいと思います。またこのあたらしい葉の動きが激遅なんですよねぇ。そういうこともあって、水はそんなに積極的にはいらないです。水が足りなくて、胞子葉が脱力しはじめて・・・はいそこで水やり、みたいな、そういうペースです、うちでは。

Platycerium wallichii

といっても、ワリチーはそんなに長い年月育てたことがないので、正しいのかどうか自信がないです。これまで、1年目元気→2年目貯水葉がしょぼくれ胞子葉は元気→3年目のはじめに枯れる、というのを繰り返してきて、この株は”3度目の正直”を狙っている株なので。あと3年ぐらいうまくいけば確信が持てるんですが。

↓これはちょっと前の写真になりますが、抜け落ちたリドレイの葉です。ビカクもいろいろありますが、落ち葉が綺麗なのはリドレイだけじゃないかと思います。落ち葉が綺麗、というか、捨てるのがもったいないというか。何日かはこうやって飾っておけますよ!

Platycerium ridleyi

↓これは現在。今年の夏に伸びた胞子葉から胞子がどさどさと。そして臭い(笑)

Platycerium ridleyi

↓以下、その他。パキポとディッキア。パキポ2号はまだふつうに青々としてます。休眠してくれません。困った。

Dyckia marnier-lapostollei var. estevesii (WBC2006, Bill Baker)

↓ Dyckia marnier-lapostollei var. estevesii (WBC2006, Bill Baker)

Dyckia marnier-lapostollei var. estevesii (WBC2006, Bill Baker)

一昨年に黒い焼き菊鉢に植え替えたんですが、菊鉢から染み出たものなのか、塩にヤラれて(表土に出た白いのナメたら辛かった)大変なダメージを被ったことがあって。昨年の春にプラ菊鉢に植え替えてなんとかここまで復帰。ディッキアは塩には強いんでしょうか。冬季の水やりすぎが原因だったかも。以前みたいなふわふわのエステベシーにはやく戻ってもらいたいです。

 

Cattleya Drumbeat 'Heritage' CCE, HCC/AOS

Cattleya Drumbeat 'Heritage'(=Lc. Drumbeat 'Heritage') CCE, HCC/AOS
カトレア ドラムビート’ヘリテージ’
C. Bonanza(Bracey) x C. Horace (1967) Registered by Stewart, Inc.

Cattleya Drumbeat 'Heritage'

THE カトレア!!!って感じですよねー。実はカトレアはドラムビート’ヘリテージ’が一番育ててみたかったんです。なんでか?ってーと、自分にとってはこれが”THE”だったから。これさえあればカトレアは終決できるだろうと、その頃は思っていたんですねぇ。ところが何時もよくあることで、いざ欲しいとなるとなかなかよいものが見つからない。で、途中で道草くってるうちに沼に片足とられちゃった、という、まぁこれはよくある話で・・・笑。

ようやく1年ほど前によいMC株に出会うことができて、今回の開花とあいなりました。バックバルブから吹いての初花となります。展開があまりよくないですが、ドラムビート’ヘリテージ’らしい花が咲いたと思います。NS12x15ほど。

Cattleya Drumbeat 'Heritage' CCE, HCC/AOS

ところで、自分の周辺ではこれまでドラムビート’ヘリテージ’に対して「いい花だね」といった意見を聞いたことがありません。逆に「いい花ですよね〜」と 言ったらドン引きされたという。まぁ、アレですもんねw たしかにお腹いっぱいになれる花です。自分はもう、アメジスト系は此れだけあれば満足で、ほかには何も要らないです(断言)。願わくばいつの日か満作にし てみたい・・・。それだけ。沼に片足とらわれてしまいましたが、カトレアの”THE”に変わりはありません。

で、さっそく来シーズンは鉢から芽がはみ出しそうなんですが、どうしたものか。植え替えして株を弱らせたくないので、鉢を継ぎ足しますかね。うーん、悩む。

cattleya

 

 

Cattleya Hawaiian Jewel 'Fuji' SM/JOGA

Cattleya Hawaiian Jewel 'Fuji' SM/JOGA
カトレア ハワイアン・ジュエル ’フジ’ SM/JOGA
Cattleya Old Whitey x Cattleya Princess Bells 1/1/1989, Kodama

今年は植え替えをしました。バルブは小さく花は咲くかどうか、とあまり期待していませんでしたが、なんとか1輪咲きました。NS15x15cm

Cattleya Hawaiian Jewel 'Fuji' SM/JOGA

昨年は3輪咲きましたが、花の形はほっそり気味でした。今回は1輪にパワーが集中したためか、けっこう丸い花となり、なかなか見応えのあるものになったかと思います。この花型で輪数増やせたらいいなぁ。来年に期待。

Cattleya Hawaiian Jewel 'Fuji' SM/JOGA

 

コンテンツの配信