ウィルウィッチアってめちゃくちゃ乾燥に強いものだと思っていたら，まったくその逆で過湿じゃないとだめらしい．幼苗は空中湿度も高い方がいいらしい．でも通風は必要だろうということで，半田ゴテで穴をあけたビニール袋をかぶせています．室内温室でカトレヤと同じ棚にけっこう強い風を当てていますから．

　そうそう，あと根っこはとてもとてもデリケート．写真の右の株は購入後に鉢底から出たひょろひょろした根が1,2本腐ったのですが，その後成長が完全にストップしました．最近ようやく持ちなおしたようでふたたび成長しています．

　この季節から来春までは室内のほんのほんの一部だけにしか日光が差し込みません．その特等席はビカクに割り当てているので，ほとんどの植物はずっと日陰ということになります．ですが，さすがにマズイだろうということで，室内温室の最上部には蛍光灯6本(鑑賞魚用装置2灯式×3)を設置しました．蛍光灯の反射シートなどをもちいたり自然間接光を考慮すると，最上段で 10,000〜12,000ルクスは稼げているのではないかと思っています．曇天で5000ルクス，夏の晴天の日の昼の直射日光で80,000〜100,000ルクスといいますから，薄曇りぐらいの明るさは確保できてるかな〜？？？