古河電工(1)ー(4)西武

チーム123合計
古 河0101
西 武1124


観戦後メモ

いつものように、 1時間10分前に電工リンクに着きました。が、リンク駐車場 はすでに満車 ! 僕にとって(いや、電工リンクにとっても? )こんなことは初め てだったので、驚いてしまいました。あっ、そうそう、今年の日光は熱く燃え ているんだった。


試合前練習。西武の練習を見ていて、
「ゴール前混戦になったら、まず西武にやられるな。」
と感じました。ときどき古河側の練習も眺めてみたのですが、やはりゴール前 での力、スピード、出だしが違います。"小室哲也"風にいうと、西武のプレー には「エッジ」があるということになるのでしょうか。というように、試合前 から不安材料がたくさん見つかってしまいました。

1ピリ、思った通り西武の方がいく分優勢のようでした。古河は、 15日の時と 同じように、シュートの後、イモオのはじいたリバウンドを誰も取りに行けて いませんでした。コクド戦のように古河FWがDFにつぶされているわけではなく、 割とフリーな位置にいるのですが...。
古河ゴール前での西部攻撃で、加藤の逆サイドにスキが出来たところを、西武、 ライアン藤田がストレートでゲット。結局このあと、古河は何度かリバウンド のチャンスがあったにも関わらず得点なしで、 1ピリ終了。

2ピリ、この辺りからいくつか違いが分かってきました。まず1つは、DFのはた らきが違うことです。西武DFは古河FWをゴール前に入れないんですね。逆に古 河は、と見てみると、西武FWがゴール前で連携プレーを始めてしまっています。 西武DFはコクドのように、"つぶしてしまう"ところまではいかないにしろ、古 河FWをゴール前から追い出し、FWからパックを引き離します。
次に、キーパーのセーブ力の違い。今日に限って、加藤の調子が良くなかった (これは客観的に見てです ! )ことが、直接の失点につながっていたと思います。 イモオの方は無駄な動きがなく、接近したシュートも確実にセーブしていたと 思います。
ここでは、入江が哲之からのアシストを受けてゲットを決めましたが、その後 のフェイスオフで池田がパックの行方を見失い、オロオロしているところを西 武ブライトが一人でパックを持っていき、加藤と 1対 1の勝負となりました。 ブライトは巧みなパックハンドリングで加藤を惑わし、距離50cm当たりの所で シュートを決め得点としました。

3 ピリ。古河の動きが、西武に読まれていました。古河 DFからFWへのパスがほ とんどカットされ、パスが通ると思って( ?)上がったDFが戻りきれず、西武が そのままシュートするということが何度もありました。また、古河DFが西武FW に追いつかれ、落ち着きのないパスを出してしまうために、パスをカットされ るといったことも目立ちました。それと、 1ピリに引き続き、リバウンドにつ いて。 3ピリではイモオがはじくシュートの数が多かったために、リバウンド のロスがかなりあるように思えました。このほかにも、
などがありましたね。


その他

栃木県の地方紙「下野新聞」の今朝の 1面、「平和塔」コーナーでは、地元古 河電工アイスホッケー部のことが話題になっていました。その内容は、
「日本リーグ始まって以来の成績不振で、"弱いからいい選手がこない、いい選 手が来ないから弱くなる " という部の悪循環が問題になってきた。しかし、今 年は外国人選手の活躍でなかなかの好成績を挙げている。これで悪循環を断ち 切れるか!?何かが起こりそうだ。今年の日光は熱く燃えている。」
というようなものでした。でも僕は、外国人選手だけでなく、選手一人一人の活躍、 それぞれが勝利への原動力になっているのだと考えます。そしてその一人一人 の活躍への原動力が外国人選手の解禁ということなのではないでしょうか。

電工リンクでは、古河選手の控え室入り口が入場口のすぐ近くにあります。し たがって、観戦客行列の横で、選手たちが部屋に出入りしているような状態で す。その気になれば、今日の調子について聞いてみることも出来ます。先日の 試合のときは、入江兄ちゃんと、2、3人の女性ファンが楽しそうに話していま した (試合前にそんなことしていたから負けたんだよ、このまえは)。

今シーズン、古河電工 9番の川島選手が見当たらなかったのですが、どうやら 右手骨折(95 %)のようですね。練習前には、カメラ席で何やら手伝いをしてい たのですが、右手首から手の甲全体にかけて、石膏(? )で固められていました。

最近元気がない古河電工マスコット"シカ"の本日の得点 65点

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