新王子製紙(3)ー(2)日本製紙
観戦後メモ
なにをかくそう、実は新王子を生で見るのは今日がはじめて!雑誌やテレビで
は「すごいすごい」と言われているものの本当にどうなんだろうか?
1ピリ(あっ、今テレビ東京で昨日の試合が放送されてる!1/22/AM2:45)、
新王子は何がいいのかと見ていましたが、なにやらパック運びというか、攻め
の組み立てというようなものが、非常にきれいですね。どこかの表計算ソフト
ではありませんが、1・2・3という感じですね。ほんとに。パックのキープ
力や、キャリングが素早いです。ですが、しかしゲーム全体としては、いまい
ち決定力に欠けているように思えました(今日にかぎって?)。始めはクレイ
ンズの打つシュートが目立ちましたが、ここで王子が得点を許さなかったのは
ゴールキーパーの力だったように思えます。この後も、王子は相手ゴール近く
まで何度か運びましたが、得点ならず。一方、クレインズは王子DFを追い抜き
キーパーとの1対1となることが何回かありましたが、全てはじかれ得点とは
なっていませんでした。
2ピリ、王子は所どころで前に出ることがありましたが、1ピリに引き続きな
かなか自分たちのペースに持ち込むことが出来ないようでした。しばらくはク
レインズの方の攻撃が目立ち、クレインズFWの王子DFを追い越してのシュート
が多くありましたが、どれもいまいち決定力に欠けていました。
10分16秒、ようやく王子がクレインズゴール前の接戦に持ち込み、得点。
11分32秒には再びクレインズがパックを持ち込み、ゴール後ろから回り込
んでのシュート。王子キーパーは少し前に出ていたためにパックがゆっくりと
ゴールに向かっていき、「うぉークレインズの得点だー」と思いましたが、パ
ックはそのままゴールラインすれすれのところをラインに添って滑り、ゴール
判定のために一時試合中断に。結局このシュート、クレインズの得点にはなり
ませんでした。
3ピリでも、「クレインズちょっとFWが調子いい」「王子FW決定力に欠ける」
状態は続きました。3分から4分にかけて両チームFWのゴールキーパーと1
対1場面がありましたが、どれもキーパー真正面へのシュートで得点にならず。
FWが元気なクレインズは、7分9秒にポプガーエフのリバウンドを竹内が決め、
シュート場面の多かったクレインズにやっと点が入った。このとき新王子で負
傷者発生。顔(鼻?)を負傷したらしく、多量の出血があったようです。メモには
12番という記録が残っていますが、よく見えなかったの誰なのか確かなこと
は分かりません。で、7分29秒には桜井@新王子が、川平,山中からのアシス
トをもらい強力なシュートを放ち得点しました。このシュート、一度はキーパ
ーにキープされたかと思いましたが、パックがグローブからこぼれそのままネ
ット当たったというようなものでした。
15分6秒にはまたまた王子の得点。クレインズDFをかわしての素早いパスワ
ークが決まっての得点でした。15分48秒からはクレインズがキルプレーと
なり、王子勝利の流れにと思っていた矢先、ヒゴとポプガーエフが意地を見せ
、16分48秒にはついにゴールをゲット。「キルプレーなのに王子に対して
得点してしまうなんてなかなかやるでないかい」と心の中で感動していました。
このあとは、守りをかためた新王子が得点を許さず、この試合は新王子の勝利
で幕を閉じたというわけです。
この試合、全体的に見て新王子の実力が発揮されていないように見えました。
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