王子製紙(6)ー(5)古河電工

チーム123合計
王 子1337
古 河2035


観戦後メモ

ついに開幕となった日光シリーズ。今年の古河はどんなかな?と、 日本リーグ初戦コクド戦で勝ち星を挙げたこともあってかなり楽しみ (開幕戦は行けませんでした)。

練習中、王子はパックをゴール後ろフェンスに打ち込み、観客を沸かせ ている。う〜ん、ホッケー職人? 王子はパワー、古河ファイト。

1ピリ立ち上がりから、古河には昨年見られたような鋭い動きや スムーズなパックの運びは見られない。王子のパワーに押される 感じで、ゲームはどうしても古河ディフェンディングゾーンで展開 されている感じがする。というより確実にそうなっている。古河が パックを王子側に投げ込み、古河も攻めの行動をとろうとするが、 それが持続せずに、王子DFがパックをカットしてしまう。

古河FW(とくにセンター)が一人でパックを持ち込むが、王子DFが ブルーライン辺りでことごとくパックをはじき、古河FWがつぶされて しまうといった調子である。さらにウィングがマークされていて、 フォローに行けない。

11:30頃にはキーパー尾形@古河とDFのコンビネーションがうまくいかず 少しあたふた場面が。つづく12:20にはついに王子DF、クラムスコイに 得点を許してしまった。

15:00には川平@王子がクロスチェックをとり、古河パワーとなったが、 昨年ほど"カタチ"がきまらない。ディフェンディングゾーンでのパス のやり取りが続き、どうしてもシュートのチャンスをつかめない。

17:00にはクラムスコイ@王子がペナルティーとなり古河に再び得点の チャンスが(古河「パワーにならないと得点チャンスを得られない」と 思わせてしまうところが少し悲しい)。で、またまた古河が、ずかずかと 攻めに入ってくる。「おーー!!きたキタ来たーー!!!」。ここで ガルドン@古河シュートを決めて、古河本日初得点! アシストは {池田,マードル}@古河のダブル。

18:54にはクラムスコイ@王子のペナルティーで、古河パワー。 結局ここでは、村上@古河のアシストから、大津@古河がシュートを決めた。

このピリオドは、2−1の古河リードで終わったが、よく考えると古河FWが 目立っていなかったと思う。王子FWは古河のゴール後ろまでフォアチェック に行くし、「ホーホー。なるほどねー」と感心させられる。

2ピリ、古河の調子はいっこうに良くならない。

1:17には、ドロフェーエフ@王子がクラムスコイ@王子のアシストで ゴールをゲット。えー、これはですね。尾形@古河が前に出過ぎていました と思います。

今日の観戦ポジションは、電光掲示板の下。つまり、2ピリは尾形@古河の 後ろになります。そのために、王子のフォアチェックの勢いをまざまざと 見せ付け(?)られました。とくに矢島@王子はすごかったー。 僕の後ろには古河を応援しながら矢島のファンという人がいて、 「矢島はたいしたもんだよ(注:栃木なまり。語尾が上がる)」とさかんに つぶやいていました。

っと、気になる古河。やはり昨年と同様、ゴール前の混戦には弱い。 王子FWのフォアチェックになすすべもなく。古河DFを中心に大混乱 (ちょっとオーバー)となってしまった。具体的には、「未確認パス」 「パックに集まりすぎ」(ニュートラルゾーンで)。古河FW3人がパックに 群がっているといったシーンが2、3度も見られた。しかも見受けるところ では、フォローなどで集まっているのではなく、ほんとに"かたまっている"のだ。

一方、矢島のフォアチェックは益々元気が良い。
やじファン>矢島だ〜!! 闘志が好きなんだよねー。
やじファン>古河にはいないんだよ、こーゆーのが。
ふはぁーっ。ため息。
矢島@王子はフォアチェックのみならずシュートも打つ! 12:39には {桝川,小堀}@王子のアシストでシュートを決めた。
やじファン>矢島を怒らしちゃだめなんだって。

13:40、矢島@王子と尾形@古河が衝突?と思ったら、宣夫@王子と白鳥@古河が 殴り合いだー!! なになに?とか見ているうちに目の前で宣夫が白鳥を (だったと思います)ぼこぼこ殴っているではないか! あっ、宣夫グローブしたままだ。ちゃんと素手で殴ろうね。 騒動が治まると、矢島は尾形の頭をポンポンと軽くたたいて「わりぃわりぃ」 というようなことを言って、笑っている。 あぁ〜あ、なめられてるなー。

この後まもなく、矢島が2得点目を決めた。アシストは桝川。
このピリオド、王子得点3、古河得点0。

3ピリ。んー、古河ガンバレ。
1,2ピリに引き続き、古河の攻撃シーンはきわめて少ない。王子のシュートが 続く状況の中、本間@王子のシュートを白鳥がヘッドスライディングで妨げ ようとするが、努力もむなしく高めに打たれたパックは、そのままゴールの 中に飛び込んでしまった。

このすぐ後、3:39には大津@古河が村上のアシストでゴール。 このまたすぐ後、4:10には今度は桜井@王子の得点で点を返されてしまった。 この辺のゲーム展開は、まさに"秒殺"であった。

数少ない古河攻勢シーンで、入江兄@古河が王子ゴール前でがら空きのところを ずっとパックを持ったままでいる。思わず「シュート」と叫んでしまったが 入江兄は結局シュートを打たずじまい。なぜだー! 僕には気づかない都合の 悪いことでもあったのだろうか。あれだけは納得いかなかった。 でもこれで改めて気づいたのが、古河のシュートの少なさ。「もう少しガマン」と いうのがほとんど。

9:25にやっと村上@古河の初得点! 村上も片腕をあげて観客にアピール。 僕もスタンディング!! 周りの皆さんもスタンディング。

17:10、王子の接近シュートを尾形@古河が大の字に、仰向けになって止めた。 ところが、次の瞬間に王子の得点に。尾形が大の字になっている隙に桃井@王子 が得点したのだ。むむむー。ディフェンスはなにをしていたのだろうか?

19:10、入江兄が得点を獲るが「時既に遅し」状態。このペースでは古河逆転は 期待できなかった。

結局このまま試合終了。
Best Player of Game には納得の矢島@王子。

これまでに述べたような古河の"問題"の他に、相手ゴール付近での "横方向からの攻め"の組み立てがマヅイと思った。なぜなら、このことで多くの 得点を逃しているように思えるから。

それとDF。やっぱり戻るのが遅い。王子のFWが早すぎるのか? 今日も、 古河DFが王子FWに追い越されて尾形の前にはほとんど誰もいないようなことが 何度か見られた。古河DFは、パックを持ったとしても王子のフォアチェックに 焦りまくってバラバラになっている。やたらゴール前で短いパスが多かったり、 パックを前に出さずに、後ろにばかりつないでいる。攻めにでられないのも当然!?

今年はガルドン、マードルがガチガチにマークされるかと思っていたが、 それほどマークされていたようには見えなかった。気のせいだろうか。

弟>外国人はうまい。体の使い方がうまい。日本の同じ身長の人と比べたら
弟>うまいんじゃない?いいとこにパスを出しても、日本人がついていけてない
弟>つまり、外国人選手に日本人選手がついていけてないんだよ。
僕>ほっほー、そうだよ。
弟>あとはー、王子と古河の試合前の練習がちょっとねー...。
弟>王子の外国人はあまり目立たなかったよー。

いきなり王子戦で始まった日光シリーズだが、はやくコクド戦、西武戦も 観てみたい。ユッキー戦、クレインズ戦でもどうなるのか楽しみ (ということにして、今日の敗北を正当化している)!!


そのほか

今年は、古河電工が"旗"の販売を開始。客席には旗を振る姿もチラホラと。

そういえば、鹿の「ニッキー」が見あたらない!

どうしたのだろう?

少し心配...。

今日の試合で古河が勝った場合、ヒーローインタビューが行われる予定だった。
期待していたのだけれど...。


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