雪印(4)ー(1)古河電工


観戦後メモ

古河キーパーは春名。雪印は間野。

1ピリ、古河の立ち上がりはいつものようによい。ディフェンスからのパスの通り もよく期待が持てる。この勢いで2:??に12、95のダブルアシストでガルドン が先制。これはゴール前に持ち込んでの連携プレー。しかし勢いも長くは続かず、 4分頃からは雪印の攻撃が目立つようなる。古河は雪印にゴール前での混戦をいくどと なく許してしまうが今日は、古河ディフェンスがゴール前をしっかり”ガード” している。これまでは僕が見た試合では、ほとんど必ずゴール前のどこかに隙を つくっていたのが今日はそれが減っている。これはいい傾向!かな?

13:03、雪印側のブルーラインでナイスタイミングの池田@古河がバッティング かー!!と見えたが、打つぞーという瞬間にレフェリーがオフサイドの合図。

14:00には雪印ゴール前で、マードルがガルドンへの絶妙のアシストでゴールか と思われたが、どうやら得点にはならないらしい。僕のところからは確実にパックが がゴールの中にはいっていたのだが...。パックと目の間にはネットも何もなかったの だけれど。う〜ん???

16:40、哲@古河が自陣ゴールの後ろからパックをキープしていく。雪印FWが 迫ってきており、パスを通すことは不可能。これを哲之はひとりで雪印ゴール近くまで 持っていってしまった。結局タイミングの良いアシスト、フォローを受けることが できず、雪印につぶされてしまいはしたものの、哲之の前へ攻めるスタイルを 見せ付けたところだと思う。

ここまでで古河にはオフサイドが目立つ。これで数回の攻撃、シュートチャンスを 失っている。いけませんねー。

19:50、伊勢征ペナルティーで古河キルのところへマードルのエルボーイングで、 古河1ピリ終了を目前にガケっぷち状態。古河ゴールからのフェイスオフ直後に雪印 が同点ゴールを決めた。これはフェイスオフからのこぼれパックを、ノーマークだった ??@雪印が放ったシュートだった。

1ピリで古河は、試合開始直後の攻めの立ち上がりはなかなか良いものの、時間が経つ につれて勢力が落ちてくるのが目にみえる。相手の勢力が強くなってくるのにつれて ますますまとまりがなくなってしまう(いわゆる”歯車が噛み合わない”)状態。

おまけ#18:40、伊勢征の放ったパックが前を走る哲のお尻にボコッと当たる。


2ピリ、マードルのペナルティーが解けてから古河パワーとなるが、いっこうに 安定したボックス攻撃を仕掛けられない。古河はますますコンビネーションが悪く なる。雪印元気。古河ファンとしては何もいうことはありません。さいあく。

雪印はうまくゴール前にきりだし、シュートする場面が多い。16@雪印も攻勢時には 最前を走る場面が多く、タイミングもなかなかよろし。11:57に16が得点した ときも、その直前にはいつまにかゴール前に来ているというようなすばしっこさを 見せていた。

また21@雪印は間野の後ろでひざをついてパックをガードするなど、雪印全体に まさにプレーオフ進出へ向けての執念ともいえるプレーが見られる。

古河もDF池田らが足蹴りでパックをクリアするなど力ずくで攻撃を仕掛けようとする が、その後が続かない。FWの一人がパックをキープして攻めても、パスを出す相手が いないためどうしようもない。ゴール前でシュートしても、またしようとしても、 雪印に完璧に防がれてしまう。

2ピリは完全に雪印のペース、16@雪印に昨年の小友@コクドほどの当たりは 見られなかったが走り(すばしっこさ)はよかった。

一方、古河ではガルドンがすばしっこさをみせていた。回転半径6,70cm(!?) ぐらいしかないようなターンで雪印をまいてたときには観客も例の「オーッ!!」 という歓声をあげていた。しかもこのターンでスピードがほとんど落ちない。さらに パックをキープしている。「さすがっ」ですね。

おまけ#8:10、古河の誰かがコンタクトレンズをリンクに落としたらしい。
      #選手がみんなで探している。スティックで表面をさぐっていたけど結局
      #見つからなかったようです。今@古河が最後まで探していました。落と
      #したのは彼だったのでしょうか。


3ピリも古河はダメ。2ピリと同じです。
ここでは、古河は雪印の得点を防ぐために、まるっきり守備にはいっていました。 あいかわらず16の走りが目立つ。

古河はゴール前でシュートするが決まらない。リバウンドはしっかりとっているが それも決まらない。どうしてもゴールの直前で雪印につぶされてしまっている。 客席には”つぶせ大津”の幕が下がっていたが、逆に古河がつぶされてました。

今日は、といわずに今季は古河に活気が感じられない。と考えているのは僕だけで すか。コクドに勝ったといってもそこまでの力を感じられません。日光シリーズだけ ダメなのでしょうか。うむむむー。


今後の試合では、古河FWの”しつこさ”に注意してみましょう!! わりとあっさりしています。西武、雪印、王子FWは「ウルサッ!」というくらいに FWがしつこい。ゴール後ろまで必ず一人は付いてきます。でも古河にはそれがない んです。


プレーオフをかけたはずの今季の古河。この試合で最下位に。ガケっぷち、後なし 状態。この窮境をどう抜け出すか...。

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