世界の温帯から暖帯に分布.日本各地の山中の岩上にややまれにはえる常緑の多年草. 葉は小塊状の根茎から束生,古い枯れた葉柄の基部が残る. 葉は長さ 15cmから 25cm.和名は促成した葉柄の状態を茶の湯に使う茶筅に見たてたもの. 漢名鉄角鳳尾草.種小名は細くて薄いの意.本種に似て葉柄と中軸に翼があり,折れやすいイヌチャセンシダがある.(原色牧野植物大辞典より)


1998年10月 4日,ヨネヤマプランテーションにて購入
チャセンシダ
購入理由
店内で派手な植物をぶっしょくしているうちに目が疲れ,素朴な羊歯がとても印象的であったため.

購入にあたって注意したこと
・葉の色と張り具合
・新芽が出ているかどうか
・きちんと管理されてきたかどうか
・株の最近の成長ぶり
 (葉のグラデーションを見ると分かる)
・株全体の形のバランスがよいかどうか
・病気や害虫が発生していないか
これらすべての項目をクリアした株は,5株あったうち今回購入した株ひとつのみであった.

おばちゃんに安くしてもらった
売り場に座っていたおばちゃんと話をしながら上記のチェックポイントを確認していたのですが, おばちゃんは植物に関してはあまり詳しくないようでした. しかし,である.いざ購入するときに,おばちゃんは 50円まけてくれたのであった. 定価 500円の 50円引き.1割引きである.ありがとうおばちゃん.でも,こんなの500円もしないでって感じ.

早速植え替え
購入したものは黒いビニールのポット植えであった. そこで,さっそく植え替えようと思いヘゴ製の植木鉢(定価1080円)と乾燥ミズゴケ(小:定価380円)を追加購入. チャセンシダなら頑丈だからいまうえかえても大丈夫(直感的に)と思ったわけですが, 植え替えといってもポットからぬいて移し替えるだけなので心配なしでしょう. >> 詳細

その後

・1999年11月3日(水)
結構大きくなったのに,油断して思いっきり水切れさせてしまった...はっぱチリチリ.現在,潅水して 9時間後.40%ぐらいは回復しました.ことしもちょっと過保護気味にしてやるかぁ.>> 水切れの様子

・1999年3月20日(土)
室内の最低温度は15度C.置き肥えもしていい感じです.葉も大きくなってきました.

・1999年1月16日(土)
室内最低気温は約10度をきっていない.順調に成長をつづけている.病害虫の発生はみられない.

・1998年11月25日(水)
これまでずっとベランダに出していたが,寒くなってきたので室内に取り込む.外でも十分に越せるのだろうが,冬の間も成長が止まらないようにしてみる.

・1998年11月1日(日)
新しく伸びてきた葉に,アブラムシが発生しているのを発見.オルトランを噴霧し駆除.念のためビカクちゃんや蘭たちにも農薬を噴霧した.

・1998年10月17日(土)
ヘゴ鉢の青カビはその侵略の進行を止めたように見えるが.菌糸を張りまくっているのであろうか. 今後が不安なのだが,しばらくこのまま様子を見よう.

・1998年10月14日(水)
今度はヘゴ鉢に青カビが... これまた多湿がきいたのか??? それともヘゴ鉢に手アカがついて,そこにカビが繁殖したか? もう根もついたようだし,順調に新しい葉が出てきているので,もう外に出してくことに決めた.

・1998年10月 9日(金)
胞子をまいたタッパーのなかのミズゴケが青カビに犯された.しかたなく処分.無念.
多湿にしなければならないというが,カビにやられたらどうしようもないですよね?
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