ビニールポットからヘゴ鉢に

準備:

ここは浴室(ユニットバス). 帰ってきてからさっそく水につけてじゅうぶん水をしみこませる. ヘゴは販売時にはこげ茶色に乾燥していますが,使用前に水に浸ける必要があります. 完全に乾燥したヘゴは,なかなか水を吸収しません. 十分に時間をかけましょう. 水を吸収したヘゴ材は黒くなります.



ミズゴケにも水をすわせる. 今回は「ポットの植え込み土(赤玉ベース)にミズゴケを加えたもの」を使います. 水はけがよく,ほどよく保水力があってよいし,ヘゴ鉢とあいまって適度な通気性も得られるだろうという,これまた希望的観測かつ直感なのですけれどね.


いよいよ開始:

さて,ポットの用土と混ぜてつかうということは...ミズゴケはこんなもんかなっ. 私としてはこれで準備オッケー状態です. 仕上がりがどうなるか,とても楽しみになってきますね!



あまり乾燥していないし風もあまり吹いてないし,根の乾燥を心配する必要はなさそう. 鉢穴には防虫ネットなど必要なし. ミズゴケを固く詰めるだけ(いままで防虫ネットは使用したことはない). 意外と土がびしょ濡れでびっくり.ヨネヤマプランテーションで潅水したばかりだったのだろうか?ミズゴケを細かくしてよく混ぜてと...


植え替え終わり:

無事植え替え終了.ミズゴケ余っちゃったな.



う〜ん.なかなかよさげです.


仕上げ:

再び浴室にて.鉢の汚れを洗い流して完了.
なんか,すんごいカッコよくしあがってます.
緑と黒,羊歯とヘゴ鉢.絶妙の組み合わせ.だと思います.


ついでに胞子をまいてみる:

枯れた葉があったので葉の後ろについている胞子を,タッパーに敷いてあるミズゴケにパラパラっとふりかける. はたしてちゃんと前葉体が出てくるのか. ヘゴ鉢に自然に降りかかった胞子が発芽してそのまま着生したりしたらとってもいいのに. じつは,それを期待してヘゴ鉢にしたということもあるのです.


ビカクシダちゃんといっしょ:

ビカクシダといっしょに仲間入り記念写真撮影.


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