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古河氷上練習スタート

9月18日日本リーグ開幕
短期決戦へ決意新た


古河電工アイスホッケー部が、9月からの日本リーグ開幕に向けて15日、日光市の県立霧降アイスアリーナで今期の氷上練習を行なった。

咋シーズン、古河電工は、1971年以来24シーズンぶりに4位の座を勝ち取り、6チーム制になってから初の4位になるなど大健闘。地元では古河フィーバーに沸いた。勝利への喜びと執念が身に着いた選手は、氷の感触を確かめるように基本プレーの反復とゲーム感覚を取り戻そうと試合形式の熱のこもった練習をこなし、みっちり汗をかいていた。

「今シーズンは出られないが来年、帰国したら早く試合に出たい」と話すのは日光高校から加わった新人DF高橋淳一。チェコへの短期留学(来年3月まで)を目前に軽快な動きでパックを追っていた。

選手の動きに熱い視線を送る池田正幸監督は「他のチームは外国人の選手、コーチが大きく入れ替わり戦力アップしてくる。うちはほぼ昨年と同じ戦力で戦うわけだから厳しい戦いになる。粘り強い戦いをしたい」と決意を表明した。

今期は、長野五輪へ向けてのナショナルチーム強化の関係で、試合数が前後期40試合から一期30試合に減り、期間も9月18日から11月24日までの短期決戦。上位4チームによるプレーオフで優勝を争う。古河電工の開幕戦は9月18日、横浜でのコクド戦。日光シリーズ初戦は、9月21日午後5時から電工リンクで新王子と激突する。

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土屋 明仁(つちや あきひと) ME akihito@j.dendai.ac.jp