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今市3−12で初戦敗退


関東高校アイスホッケー 第5回関東高校アイスホッケー競技選手権大会は13日開幕、日光霧降アイスアリーナほかで1回戦4試合を行い、今市は初出場の武相(神奈川)に3−12の大差で破れた。

今市は攻守に精鋭を欠いた。第1ピリオドを0−2.反撃を期した第2ピリオドにも6点を奪われ、一気に突き放された。7分47秒、香取がゲット。17分46秒には杉屋が決めたが、大量失点に、もはや緊張の糸が切れてしまった。

◇1回戦
       1 2 3 合計
武相(神奈川)2 6 4 12
今市     0 2 1  3

得点者
【武】
安藤(北野)
川原(磯部)(藤井、内藤仁)(内藤和、安藤)
佐藤邦
佐藤謙(北野)(内藤和)(内藤和)
内藤仁(川原)
内藤和(佐藤謙)(佐藤謙)
田中(北野)

【今】 香取
杉屋(野原)
斉藤(小島)


次へ気持ち切り替え
「きょうはあまり無理をさせたくなかったので、仕方のないところでしょう」。今市の伊谷真二コーチは、大敗にも渋々とした表情だった。

初出場の武相(神奈川)は、中学でプレー経験が豊富な選手をずらりとそろえ、今大会のダークホースともいわれている。今市にとっては意地もあったが、チームの目標とするインターハイ予選が14日に控えており、けが人を出すわけには行かない裏事情があった。

結果は3−12と大差をつけられたが、星野典雄コーチは「けががなくて良かった」とほっとした表情。星野豪陽主将ら選手は「目標に向け気持ちを切り替えたい」と意地を見せていた。


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土屋 明仁(つちや あきひと) ME akihito@j.dendai.ac.jp