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日光15−0大勝でV
国体アイスホッケー少年予選 第52回冬季国体アイスホッケー少年予選会兼第28回県高校中部地区選手権大会は23日、日光市の霧降アイスアリーナで日光高−今市高の決勝戦を行い、日光高が15−0と快勝した。
地力に勝る日光高は、終始相手陣内でゲームを展開した。第1ピリオド3分17秒、高見和利のアシストを受けた平沼雄がゲットし、先制。この後も攻撃の手を緩めることなく、今市高ゴールを襲った。ポイントゲッター・森一行の4ゴールをはじめ、三田亮太もハットトリックを決めるなどで、大量点を奪った。
劣勢に回った今市高だったが、第1ピリオドは辛抱強く耐え、3失点に抑えた。第2ピリオドには、パワープレーを利し見せ場を作ったが、決定力を欠き、無得点に終わった。
◇決勝
1 2 3 合計
日光高 3 7 5 15
今市高 0 0 0 0
得点者
【日】
平沼(高見)、森(森田)(森田、門馬)(森田、我妻)(森田、門馬)
斉藤(押山)(押山)、平田(石田)、三田(押山)(石田)(斉藤、石田)
小又(平沼)、桧山(押山)(押山)、石田(野原)
一矢報えず方落とす
「1点を取る」を合い言葉に、日光高に立ち向かった今市高だったが、厚い守りに阻まれ無得点に終わった。
日光高とは経験、技術などに差があるのは否めない今市高。さすがに「打倒・日光」とはいかないまでも、「何とか一矢を報いる」(田多井安曇監督)のが目標だった。選手は、日光高の攻撃に押されながらも、じっと我慢。カウンターからゴール間に持ち込み、シュートを試みるが、あと一押しがなかった。
目標を果たせず、星野豪陽主将は「いくつかチャンスはあったが、リバウンドがとれず、つながらなかった」と肩を落としていた。
日光高・平田三元主将 (15−0の快挙に)「前回の対戦(5−0)より、内容は良かった。特に、リバウンドを取る意識が、出てきたのが大きいと思う」
日光高・三田亮太 (一年生ながらハットトリックを決める活躍に)「中学ではやったことがあるが、高校に入ってからは初めて。また機会があったらやってみたい」
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土屋 明仁(つちや あきひと)
akihito@j.dendai.ac.jp