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安良沢ベガ(小学の部)13点圧勝
関東少年IH 第22回関東少年アイスホッケー選手権大会は4日、日光市の霧降アイスアリーナ、細尾ドームリンクに関東1都6県から29チームが出場し開幕、小、中学の部1,2回戦13試合を行った。
本県勢は小学の部で安良沢ベガが13−0で富士吉田ソニックス(山梨)を完封。清滝ドラゴンもエフエム・エクストラ(千葉)に7−1と解消した。日光イースタンは群馬ジュニアシールズ(群馬)を3−1、中宮祠ブルーレイクはPS戦で河口湖メイプル(山梨)を退け、準々決勝進出を決めた。
1回戦4試合を行った中学の部は、日光東がスピードあふれる攻撃で、松戸リトルスター(千葉)を圧倒。17−0と相手を全く寄せ付けず大勝した。
◇小学≫2回戦
1 2 3 合計
日光イースタン 1 1 1 3
群馬ジュニアシールズ(群馬) 0 0 1 1
1 2 3 PS 合計
中宮祠ブルーレイク 0 0 1 1 2
河口湖メイプル(山梨) 0 1 0 0 1
1 2 3 合計
清滝ドラゴン 2 0 5 7
エフエム・エクストラ(千葉) 1 0 0 1
シチズンジュニア(東京) 12 5 8 25
今市スポーツ少年団 0 0 0 0
安良沢ベガ 8 4 1 13
富士吉田ソニックス(山梨) 0 0 0 0
松戸ジュニアリトルスター(千葉)7 6 2 15
宇都宮スポーツ少年団 0 0 0 0
◇中学≫1回戦
日光東 5 4 8 17
松戸リトルスター(千葉) 0 0 0 0
持ち味のガッツ発揮
敵陣にパックを放り込み、一気にラッシュ。カナダスタイルの激しいプレーを見せつけた日光東中が、17−0の大差で松戸リトルスター(千葉)を退けた。
完璧なゲーム内容だった。「うちはガッツが持ち味」(藤田諭主将)。身上のハードチェックで主導権をつかむと、2重、3重の波状攻撃を仕掛け、相手ゴールに殺到、パックをたたき込んだ。
「GKがいいから安心して攻められるんです。もちろん優勝に向けガンガンいきます」と、藤田主将は自信満々。この一戦でチームには大きな弾みがついたようだ。
連覇に向け好感触
前回優勝の清滝ドラゴンが第3ピリオドに底力を発揮、初戦を突破した。
怒とうの攻撃だった。開始10秒、手塚祐介が速攻からゴールを決め3−1とすると、43秒には福田慎太郎が続く。終始攻め続け、第3ピリオドだけで結局、5得点。この日、4得点の活躍を見せた手塚祐介は「後半はみんな走っていたし、この感じでいけば・・・」と連覇に好感触をつかむ。
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土屋 明仁(つちや あきひと)
akihito@j.dendai.ac.jp