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アジア・オセアニアジュニア
小島(日光高GK)日本代表に
アイスホッケーの1996年アジア・オセアニアジュニア選手権大会(19ー22日・カザフスタン)の日本代表選手20人が16日、日本アイスホッケー連盟から発表された。
大会には日本をはじめ、中国、韓国、カザフスタンの4カ国が出場。各国のジュニア代表選手が計6試合を行なう。
本県からは昨年の小平憲彦(日光高)に続き、日光高のGK小島考喜が選ばれた。小島は鋭い反射神経と安定感のあるセーブ、特に低いシュートには高い阻止率を誇る。課題だった体の線の細さを、この1年間の徹底したウェートトレーニングで克服。体重が55キロから67キロになり、重い防具を身に着けても鋭い反応が出来るまでにパワーアップした。
先に行なわれた県選手県大会では冷静な判断と的確な指示が光り、2試合連続で完封した。日光高で日頃指導に当たっている高久竜也監督は「シーズンの中盤頃から頭角を現してきた。とにかく技術も性格もGK向き」とそのセンスを高く評価する。
小島にとって海外での公式戦はこれが初めてとなるが「頑張ったかいがありました。試合に出たら持てる力をすべて発揮したい」と大会が待ち遠しい様子だ。
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土屋 明仁(つちや あきひと)
akihito@j.dendai.ac.jp