3才か4才の頃．悪っそーな顔つき．
　このころ，たけのこに異常な興味を抱く．寝ても起きてもたけのこを抱いていた．ご近所さんからおすそ分け してもらったたけのこはまず砂場に植えてみたりしていた．そのまま10分ぐらいじっと観察しては掘りあげてまた抱いて．．．周りの大人たちは 「頭おかしいんじゃないか」と言っていた．そう言われてますます熱烈に抱きしめた．
　う〜ん，たしか皮にみっしりと生えている産毛が気持ちよかったんだっけか．後にビロード好きに切り替わりました．今でも覚えています．
　

　20才の頃．お勉強部屋にて．
　飼っていた動物はいなくなってしまい．育てていた植物はそこはかとなく元気がなくなり， なんだかいやな気分になってしまった時期があって，そのころから6年ほど植物からはちょっと距離をおいていました．
　そんなこんなで，コンピュータの中に生命を作り出してやる，とか密かな野望を抱いていた頃ですかね． でも結局は，現実の生命に再び関心を持つきっかけを生み出すための期間にしかすぎなかったのかも． 人工生命に関してはどこかの研究者に任せましょう．やっぱり自分は，「生きもの」のほうがいいかな．