新宿御苑大温室:ふたたびヤシ室

再突入!

花木室へ移動するのに再びヤシ室を通ります.
進行方向に対して左側.ここには天井近くまで伸びたヘゴの幹にさまざまに着生する植物が見られます.御苑の温室の中で,もっとも自然な感じがする場所だと思います(植物の種類はちゃんぽんですが...).


うぉー!!

ビカクが幹をとりまいてるー!
鳥肌感動モノ...

実はうちのウィリンキーもこういう風に成長させようということで,“なんちゃってヘゴ丸太”にはめ込んだのです!!あと何年たてばこうなるのか,楽しみ.


これってなんてゆう種類?

上の写真のビカクをアップで撮影したものです.
ときどきこの種類はウィリンキーとして紹介されていますが,はたしてほんとうにこれはウィリンキーなのでしょうか?たしかに胞子葉は垂れ下がり,貯水用の 縁は深く切れこんでいます.ですが自己流の見分け方に基づくと,これは“P.bifurcatum ssp.bifurcatum var.???” に分類される種類”となります.ここの温室内のこの種類のビカクには名札がついていないんですよね.ホントのところなんなんだろう...

※土屋流ビフルカツム見分け方
胞子葉の葉脈の模様,星状毛の密生度,胞子葉の付け根部分の輪郭の曲率,“胞子葉の輪郭”と“貯水葉の輪郭”のバランス.この辺りに注目しています.が,よく分からないですねぇ.誰かおしえてください!!遺伝子調べると分かるのかも...


名無しだけど,家のと同じヤツ.なんとなく...

これも“P.bifurcatum ssp.bifurcatum var.???”に分類されるものだとおもいます.
特徴は,胞子葉がわりと細かく分岐している割には放射状に伸びていること(垂れ下がらないということ).これも丸太を取り囲むように成長しているぅー.いいなー.


がんばれアンゴレンセ!

新入りなのでしょうか?ミズゴケもヘゴもまだ新しいですね.


次の部屋,花木室へ