Platycerium stemaria

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枝分かれ branching

Platycerium stemaria ( Beauv. ) Desv.
Mém. Soc. Linn. Paris 6(3): 213 (stemmaria). 1827 ; Chr. 126. NPfl. 339

今年の春に入手したステマリア。いつだったか、せっかく新しく伸びて完成した胞子葉が強風にあおられてモゲてしまうというトラブルがありました。それで危機を感じたのか、

Platycerium stemaria

枝分かれ(ビカクの茎が分岐する意。以下「枝分かれ」)して芽が増えました!!笑

↓ 真ん中にメインの芽

Platycerium stemaria

↓右側の芽

Platycerium stemaria

↓左側の芽

Platycerium stemaria

「芽が増える」というと、根の先端につくる不定芽が思い浮かびますが、実は枝分かれで芽が増える種類もあります。これまでうちで確認したものでは、ビフルカツム、ヒリー、ビーチーも枝分かれします。でも、通常はメインの芽の活動が元気良すぎて、古い茎の部分を貯水葉が覆ってしまうので、なかなか”枝分かれ子株”が大きく育つことはないようです。ステマリアも枝分かれするということが今回わかりました(あまり元気がない株だったから枝分かれした芽が大きくなれたのでしょう)。

巨大種ではコロナリウムも枝分かれで芽が増えるらしいです。うちのコロナリウム、群生になったらヤバイね。まだまだ先だろうけど。

 

ふたたび#1

6,7年前まで育てていたものの、譲ってしまったビカクシダを最近ふたたび集めはじめました。

↓Platycerium stemaria。オク!で入手したものです。ローレンティではなくスタンダートなものだと思います。ていうか、スタンダードタイプであってほしいです。ヘゴ板についていたのですが、小さな株で水苔の乾きが激しかったので、鉢植えにして養生中です。1.5ヶ月前にうちにやってきたときには胞子葉がちょうど伸長しきったタイミングだったのですが、小さな株で勢いがあったり新しい水苔が効いたりしたのか、また芽が活動をはじめました。

以前所有していたステマリアは、大きく育つ前に手放してしまったのですが、今度はじっくり丁寧に大きな株に育てて維持したいと思っているところ(ローレンティだったらまた手放しちゃうかもしれません)。ステマリア(スタンダートなタイプ)の味わい深さに最近気づきました。

Platycerium stemaria

Platycerium stemaria

↓Platycerium coronarium

当サイトに、以前育てていたコロナリウムの写真が残っていますが、年々容赦なく大きくなる育ちっぷりに恐れをなして手放してしまったという・・・。あぁ、なんと無責任な!おしいのぉ、おしいのぉ。手放したことをずっと気にしていたんですが、この度ふたたびオク!で入手いたしました。やはり本種もスタンダードなカタチでデカくなる個体であることを願っています。

Platycerium coronarium

うちにやってきてから40日ほど経ちました。いつかなぁいつかなぁ、と枯れた貯水葉の襟巻きをめくっては芽の動きをチェックしていたのですが、もうそんなことしなくても良いほどまでに芽が膨らみました!待望の再起動です。今年はどのぐらい大きく育ちますかねぇwkwk

Platycerium coronarium

 

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