栽培環境 子供の日~体育の日

連休後半に植物をすべてベランダに出してあげます.気温でいうと,最低気温が15以下にならないような天気が続くようになったらですね.高温が好きな植物でも例外を除き外に出してしまいます.

左図はだいたいの様子を示した図です.

ジメジメ半日陰ゾーンに
シダやランやイワタバコなどが置かれます.

カサカサ日向ゾーンには
多肉類やブロメリア,野菜類が置かれます.

 

これはジメジメ半日陰ゾーン.

ビカクシダが垂れ下がり,物干し竿にはランや小型,中型のシダがハングしています.さらに,ビカクの葉の下にはセントポーリアや地生のシダが置かれています.

コンクリートの上には水の入った桶とそこから伸びるタオルが.毛細管現象でタオルはいつもひたひたと濡れている状態になっています.湿度が上がることを期待しつつ.

 

こちらはカサカサ日向ゾーン.

ここにはかわいいおイモたちがごろごろと.アデニアなどの日焼けしやすい植物には遮光ネットの影があたるようにしています.

チランジアもここに置かれています.チランジアは毛深くて乾燥に強いものしかないので,直射日光が当たるところで干されています.

 

日照: ベランダは北東を向いています.向かいには建物があるのですが,ちょうど隙間が開いていて朝6時ぐらいから10時30分頃まで直射日光があたります.その 後,昼ぐらいまでは明るい日陰となり,昼から日没にかけては,向いの建物の壁からの反射光しかなくなり,かなり暗くなります.

早朝の日光は角度が低くて弱いためか,多肉類は徒長気味になってしまいます.シダ類はまぁまぁ.ランはちょっと足りないかなといったところ.チランジアも足りないと思うのだけれども育ってます.

湿度:シ ダ,ラン類にはちょっと厳しいかもしれません.水を溜めた容器にタオルの片っ端を入れ,毛細管現象でタオル全体をびっしょりとさせたり,1日2回,朝と夜 に霧吹きしたりして湿度を高めたりといろいろ努力をしています.なんせ,風が吹き込むと空気が全部入れ替わってしまうので...でも,なんとかよく育って くれています.多肉類は問題なし,僕が水やりが好きで根っこを腐らせてしまうこと以外はね.

温度:朝の直射日光で一気に気温が上がります.盛夏期では朝7時頃で,すでに36度Cなどといった気温に達してしまいます.夕方,帰宅してからは打ち水をして,霧吹きして,気化熱を利用して温度を下げるように心がけています.

通風:まわりを建物がぐるっと囲んでいるためか,風はほとんど吹き込みませぬ.多肉類は遮光をしないのでこれでは日焼けしてしまいます.ということで,コンピュータ用のファンを3つ回しています.けっこう風力があって,おかげさまで,ぜんぜん日焼けは起こさずに済んでいます.