栽培環境 体育の日~子供の日


体育の日から植物達を室内に取り込みはじめます.「はじめます」というか,ある日ふと思い立って一鉢動かしたらそのまま一気に全ての鉢を取りこんでしまいます,半日がかりぐらいで.それで,逆に外に出し始めるのは五月の連休頃からです.

 


これが部屋の中の様子です.左側にはビカクシダやラン,右側の棚下のほうには夏型のイモ類,上段には小さな冬型の多肉やチランジアなどが置いてあります.

ビカクのところは床にビニールを敷き,壁にもビニールをはり,霧吹きしても濡れないようにしています.その下には寝床がみえますね.なんか睡眠中に胞子を大量に吸っていそう...鼻腔に前葉体が出きてたりして...怖すぎる.

 

日照: 窓は東向きです.太陽が低い上に,背の高い建物が南に建っています.10月中旬~3月中旬の間,室内にはほとんど日光がさしこまず,早朝の間の2,30分 だけビカクシダの上の方に直射光が照るだけです.2000年は冬型多肉も仲間入りしたし,チランジアは一気に増えて,さすがにこの日照はまずいなというこ とで室内温室にいくつか蛍光灯をつけ人工日照の真似事のようなことをしています.

   NISSO COLOR LIGHT 600: 鑑賞魚用蛍光灯で 20Wの蛍光管2灯式のもの

これを4台,室内温室の上部につけています.ですので蛍光管8本ですね.このうち4本は植物育成灯になっています.これでけっこう明るいのですが,やっぱ り徒長気味になってしまいます.ちょっとでも明るさをアップしようということで,多肉関係の方にアドバイスをいただいて,アルミホイルをつかって光が室内 温室から漏れないようにしてみました(参:できるかな > レフ板つけました).

湿度:60%を下回らないようにしています.洗濯物を室内で乾かそうとすると最高90%ぐらいになります.シダ類には1日2回,朝と夜に霧吹きしています.真冬は毎朝窓ガラスがびっしょりになります.

温度:小さなワンルームマンション.暖めやすく保温性(気密性)がとても良いので助かっています.人が生活していれば真冬でも無加温で最低温度15度は確保できます.暖房するときは,室温が 25度Cを越えない程度にします.暖房手段はエアコン.

通風:これにはこだわっています(?).

小さい方2つは1日24時間運転.風量を変えられるようにしてあります.写真左のちょっと大きいのは就寝まえには電源をきります.なぜかというと,けっこう音が大きくて眠りつくのにちょっと気になるからです.このすぐ横に寝ますので.

 


左側.ベランダの様子.デンドロビウムはいまだに外に出しっぱなし.ビカクシダがまだ居残ってます.そろそろいれてやらないとなー.

右側の写真は室内の窓際のようす.ウィリンキーかっこいい!