2008夏 第2回植物狩り

実は報告していませんでしたが、2ヶ月ほど前に毎年恒例(?)植物狩り第1回目が無事とり行われました。しかも宿泊で!行く度に新しい植物に出会えるこの喜び(笑)。停滞した普段の生活に新たな活をとりこめるこの機会。それよりなにより、植物好き者同士いっしょに旅できることがなにより楽しいのですが。

でその際に「新しい荷がはいるよー」との情報を得ていて、今回の第2回目の植物狩りは荷の確認会という位置づけのものであったわけなのです。

で、さっそく、 自分のお目当て大本命だった、南米系着生ツツジ。たぶんMacleania(マクレアニア)。

New World Ericaceae Macleania?

すばらしい株ですねぇ~。メタボな姿にホレボレ。 これ、アフリカ系のイモ物のように何十年も数百年も経っているものではないような気がします。

アジア系の着生ツツジ、Agapetes(アガペテス)なんて、枝挿して数年経ったらぶっとい塊根がうねりまくりだし、きっとMacleaniaもイモの形成はとても早いと思うのです。 写真のも、イモから出ている枝の太さでなんとなく年数がわかりそうなものですね。

 

種類はおそらく2種類ありました。一つ目がこのちょっとふっくりした葉のもの。

New World Ericaceae Macleania?

2つ目はスリムでシャープな感じのこの葉っぱのもの。

New World Ericaceae Macleania?

 

なんか集合写真を見るとなんの変哲もないアフリカ芋に見えますが、南米系この手のツツジの違うところは花。なんといっても花がきれい。

詳細はニューヨーク植物園の「Neotropical blueberries」が詳しいです。

New World Ericaceae Macleania?

う~ん、自分もしっかり一株ゲットしてきました!

ツツジさん、うまく根付いて元気になってはやく花を見せてください。

 

 

 

発根したっぽい・・・

う〜ん、発根したっぽいす。

新しい枝がわんさか出てきていて、イモのぐらつきも治まってきました!

仕入れ元の社長から電話が来て聞いてみたら、やっぱり根づいて枝がたくさん出てきたとのこと。 よかったー。けっこう丈夫そうですね。

発根してない・・・

植え付け後1週間が経過。根っこが出ているかどうかすごく気になって、ついに抜いてみました。根っこナッシング。発根の兆しはまったくなーし。こまったなー。枝をみると新しい芽が活動してきています。これは塊根にたまっている水分や養分を使って再起動してきてるわけです。このままだと☆になってしまう。

ネットでいろいろ調べてみたら、オキシベロンという発根剤を見つけました。近くの農家のお店にいって、オキシベロン発見!さっそく希釈液に漬け込んでみました。ツツジだということで、マニュアルに従い漬け込むこと3時間。

その後、再び鉢にうえつけ水たっぷり。

北側の涼しくてとっても風通しのよいところにただいま鎮座中。

根っこでてくれー。

こちらアガペテス(交配種)

これ、アガペテス。

昨年の夏に細い枝を1本挿したもの。最初はコップに挿して根っこを出させて、それからヘゴ板にミズゴケでくっつけて、受け皿に腰水。

今年の梅雨に一気にコケが生してこんなきれいになりましたLaughing

塊根は薬指ぐらいかなー?かなり塊根の形成が早いです。今後が期待できますね。花咲いてくれー。

アガペテス交配種

アガペテス塊根アガペテス塊根