LEDはじめました。

じつは最近ですね、カトレヤが増えてきています。でも今の季節は日照不足が心配で。そこでLED電照栽培を試してみることにしました。下写真2枚。

GrassyLeDio27 Purple

LED電照栽培

最初は250Wのメタハラを導入しようかと考えていました。ランプと植物の距離、ルーメン、ルクス、スペクトル、PPFD、いろんなことをちょっと調べてみて。で、いざペットショップで実物を確かめてみたのですが、100W強程度の点灯しているメタハラの20cm下辺に手をかざしてみたならば、なんとビックリな発熱!噂には聞いていましたが、ここまで発熱がすごいとは思っていませんでした。植物に50000lux程度の明るさを提供したいということで、(憶測ですが)250wでランプ下30cmに植物を、、、なんていうふうに考えていたんですが、これでは葉っぱなんか数十分で干からびてしまいそうです。

で、次に考えたのがLED電照栽培。赤青の怪しい雰囲気の栽培がおなじみかもしれません。でも自分の場合、「観葉」の観点も需要だったので白色LEDを調査。そこで気になったのがLEDの発光スペクトル。LEDは単色性が強いのでどーかなー?と思って調べてみたら、白色LEDでもそこそこイケそう?という結論に。

じゃぁそういう植物向けLED照明装置売ってるのか?ということでネットで探してみましたが、自分の希望にマッチするものが見つかりません。だったらパーツをバラで買って自作するか。秋月で白色パワーLED(Sharpの銭形)を買って、電源作って。発熱もそこそこあるから、その熱を効率良く逃がしてLEDの寿命を延ばすにはどうしたらいいか?ヒートシンクにファンつけて送風?いやいや、それならCPUクーラーがいいんじゃ?おぉぉ、ヒートパイプ式CPUクーラーとかハイパーな感じで超かっけー!!温度センサ付けて、、PICかなんかで

伝々伝々、、、

話が長くなるのでこのへんでやめときまして、結論から言うと、1.023world ヤドカリパークとマリンアクアリウムや珊瑚(さんご)/海水魚を飼育されている方々のブログが大変参考になり、 LED電球下30cmで驚異の3万ルクス超え&青赤スペクトルを含み白色に近い、Volx というメーカーの GrassyLeDio27 ReefPurple LED電球に到達しました。

Volx GrassyLeDio27 ReefPurple spectrum

LEDのくせに高価!と一瞬躊躇しましたが、同様品オリジナル製作の場合のコスト、導入後のランニングコストを考えればこれは断然買いっ!ということで購入&本日めでたく設置完了とあいなりました。

ファーストインプレッション:

  • 重い。金属製の巨大なヒートシンクがずっしりときてます。セットで購入した専用クリップもやや頼りない感じです。
  • 電球下15cm程度でも熱は気になりません。ほんのり暖か味をかんじるぐらいです。
  • 電球のヒートシンクはけっこう熱くなります。ヒートシンクへの送風を計画中。電球に日射がさすような場所では使わないほうがよさそうです。
  • 明るい。
  • 点灯中のLEDを正面から見るのは厳禁。横からちらっとLEDを覗いみてたりメタルラックの細い針金に当たって1次反射してきた光を見るだけでもすごく目が疲れます。設置や点灯テストする際にはサングラスかけたほうがよいのではないかと思えるぐらい。

効果の程についてはこれからなんですけど、ちょっと期待しちゃますね〜。

おひさしぶりです。u

おひさしぶりです。utuboさんもすでにLED導入されていたとは!効果の程はいかがですか?

ReefPurple、まだ植物への効果ははっきり感じないですが、人間のほうにはけっこう影響があって、LED下の植物を見てるとかなり目が疲れますー。

ただいまカトレヤ・インターメディアが成長中です。葉の展開具合、シースも見えてきたので花が咲くかどうか。

怪しいお宅

今日は試しにタイマーを18時30分まで通電に設定しました。帰りに外からうちを見てみたら、、、一発で分かったww ベランダから漏れ出る紫色の明るい光。これ目立ちすぎですw しかも怪しすぎ! あまり遅い時間まで点灯していると近所で話題になってしまいそうなので、やっぱり16時半17時ってのは妥当かも笑です #こう見えてもけっこう周り気にするんですよ笑

詳細

ラックをビニールで囲んであるのは夜間湿度保持のため。日中は温度上昇対策のため天井部分のビニールをオープンにしているのでLEDの光は直接植物にあたります。ビニールを通した光は色が変わって見えるため、きっとどこかの波帯が吸収もしくは散乱してしまって効率が悪くなっているのではないかと思っていて、天井部分ビニールオープンはその対策にもいいかなというところです。天井完全オープンで湿度低下が気になったので試しに食品包装用ラップフィルムをラップしてみたのですが、ラップ、意外と光を反射してしまってこれまた効率落ちそうなのでやめ。

LED電球と植物との最短距離は約30㎝。これで葉にとくに問題が生じなければ20〜25㎝ぐらいまで徐々に距離を詰める予定。電球下20cmなら公表値計算上は約70000luxになります。根元付近で15000lux強ぐらい?になるのかな。あ、植物全体に一様に当てたいのなら、横から照明当てたほうがいいのか!ということに今気づきました。どうしようかなぁ。

現在、室温は朝18℃(無加温)-日中26℃(日向部は局所的に30℃超えあり)。室内の加湿器動作で日中の湿度は35−45%。夜間はビニール天井を閉め、内側に霧吹きかけて湿度85−朝方70%。

BUFFALO ノートPCクーラー コンパクトタイプ USB接続 0.6Wが内気扇として24時間まわってます。静音&弱風です。

日の出から11時30分ぐらいまでは窓越し直射光。それ以降は日陰です。11時45分〜17時00分までLEDが点灯するようタイマーセット。たとえばトリアネイは短日条件で花芽分化するらしく、そういったものは電照時間注意しないといけないみたいです。花芽分化とか分化後のつぼみの成長と日照時間の関係 などまだ知らないのでこれからお勉強予定。

2001年11月25日の様子。

2001年11月25日の様子。こんときも電照やってましたねー。ワーディアンケースの天井に蛍光管8本並べて、発熱対策でファン回して。最上段でカトレヤ、レリア、よく育ってました。写真、葉っぱデカイのは cattleya warneri coeruleaの実生苗とかですねー。花を見ずしてヤフオクしてしまいました。もったいない。

2001年電照

2001年電照

ワーネリーとかワル

ワーネリーとかワルケとか、鉢でけーって感じですよね。でもこのころカトレヤはモミ殻くん炭で植えたりしていて、けっこう調子良かったです。外に出すシーズンになると風でくん炭が飛んでしまって、それがネックでしたねぇ。なつい!