栽培環境
ビカクシダのための?ホームセンシング その1/3
投稿者: plattojp 投稿日時: 月, 03/14/2022 - 03:29今回は、自宅のセンシングシステムを紹介し、その構築方法について簡単に説明します。
ビカクシダ のため、だけではなく広く観葉植物や洋ランの栽培にも応用できる、ホームセンシング/リモートセンシング。うちも導入したいなぁ、と検討中のかた必見です!そうではないかたも、IoT、ラズパイ、Python、ワイヤレスセンサ、やってみたらビカクシダ 栽培がもっと楽しくなるかもしれません。
今回は既製品を紹介していますが、素朴に「お手軽&便利に使える」ことが気に入っています。それなりの価格はしますが、高価ではありません。こんなふうに手軽でコンパクトに使えるセンサはなかなかありませんし(2021年末時点で)おすすめの機器と言えるかと思います。メーカーコマーシャルではありませんよ!!
電子工作でセンシングシステムを作り上げるのも面白いのですが、電源設計やワイヤレス化の課題がけっこう重くのしかかってきます。また、植物育成環境なので水がかかることもあるだろうし、工作不良などもあるだろうし、それが原因でバッテリがショートでもしたらと考えると・・・。電子工作によるシステムは実用面で安全性に大きな課題があるとも考えることができます。以上のような労力や安全面での事柄をいろいろ検討すると、これはなかなかバランスの良い製品なのではないかな、と思うのです。 とはいえ、部品から手作りすることもとっても好きなので、機会があったら電子工作によるナニカの組み立ても動画アップしてみたいですね!!
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取り込み2016秋
投稿者: plattojp 投稿日時: 土, 10/22/2016 - 11:02
先週末の休日、10月15-16日にとりこみました。以前は”体育の日(10月10日祝日)”に取り込むようにしていたことがありますが、最近は天気予報の1週間予報で最低気温15度C以下となる日が増えてくるようなら取り込むようにしています。今年はなんだかやけに早いかなあ、と思いましたが、暖冬の年(?)に11月上旬に取り込んでいたことがあって、どうもそのときの印象が強く記憶に残っているだけのようです。
(2015)10/17 取り込みはじめ
(2014)10/中 怪しい光の季節
(2013)10月中旬ごろ
(2012)11/上 植物箱2012
(2011)11/07 密着生活
(2010)11/07 ビカクタワー2010
(2009)10/下 できた。。。けど
↓水やりするにの外に出したホルタミー。なんだかホルタミーの周辺だけスケール感がおかしい笑 本気出してきたホルタミー、こわいw とかいいつつ、しっかり有機肥料を貯水葉の裏側に投入したりしています(大きくなれよ〜。)背後のワイヤーネットは600X450mmです。おそらく外で水やりするのは今シーズンはこれが最後。これからは室内においたままの水やりです。
↓べっぴんさんのコロナリウム。今年は胞子葉が長くなるかと予想していましたが、結局はそれほど長くはならず。こういう長さの個体なんだろうか? もうちょい長く伸びてくれるとちょうど好みになるんだけれども。
色づいた旧シーズンの胞子葉がとてもきれいです。
まだ外に出しっぱのものも。ホーンズサプライスにカイガラムシ(白くて細長いタイプ)が大量発生していて取り込むのを躊躇していましたが、この後薬剤掛けて取り込みました。このカイガラムシ、カトレアから伝染ったものなんですよねぇ。しかもこのカイガラムシ、しつこいやつ。はぁ、憂鬱。
ビフルカツムはまだ部屋の中の居場所が定まっていないので、もうしばらく外にいてもらおうかなと思っています。シンニンギア・エウモルファは水を減らしていって、断水屋外越冬の予定。ディッキアもこのあと取り込んだし、そうすると残るはハイビスカスと南米着生ツツジ。プルメリアはすでに取り込んでいますが、葉っぱ落として休眠してくれないので悩んでいます。プルの葉が落ちてくれれば場所空くんですけどねぇ・・・。
↓さぼさぼ。スーパー兜。スーパー兜がここ数年気になっていて、でも難しそうで手を出していなかったんですが、先日大阪のWILDWOODに行った際に山城愛仙園にも立ち寄り、ついに買ってきてしまいました。昨年のリトープスは、二重脱皮がこわくて水を少なめにしたら球が小さくなってしまい、梅雨明け後も午前中の直射光に当てていたら8月中旬ごろに潰れました・・・。リト再挑戦もやっぱり気になったんですが、まだ知らぬ植物をということで今年はこやつに挑戦することに。根を暖めると良いらしいので、鉢の下にパネルヒーターを敷いています。さてどうなりますか・・・。
ビカクシダ追い出し&植え替え
投稿者: plattojp 投稿日時: 土, 05/07/2016 - 09:09この季節は強風が吹き荒れる日が多いためいくつかのビカクシダはまだ室内においてありますが、半分強ほどのビカクシダとその他の雑多な植物はほとんどベランダに出し終えました。長かった室内管理の日々からようやく開放され、お互いストレスが解消方向に向かっています。はぁ(ため息)。
↓右手にかけられているのはアフリカンオディッティー。成長期と休眠期がはっきりとしていて、秋〜春には絶対に芽が動きませんが、ようやく最初の貯水葉が伸びはじめています。こういう性質をみると、やっぱアフリカ系なんだなあという気がします。
アフリカンオディッティーのこの場所は本来ならワリチーさんの席ですが、ワリチーさんはまだ室内待機しているので、仮掛けです。洗濯物がベランダで干せるのもあとすこし。その後は浴室乾燥に移行です。
↓鉢植えにしているビフルカツムとヒリー。貯水葉が鉢のふちをはみ出して、芽も”あがって”しまっていたので、2周りほど大きな鉢に今日植え替えました。全体的に水不足(水やりサボり)と冬の間の日照不足で姿が乱れてしまっています。これからおおいに復活してもらいたいところ。
↑小さいアンゴレンセも写っています。
↓貯水葉の広がりはこの倍以上あったのですが、植え替えの邪魔だったのでハサミでカットしています。根鉢も半分〜3分の1ぐらいにカットしています。胞子葉も、黄色くなりかけていた古い葉は2枚ほどカット。もう数時間が経過していますが、葉がしおれる気配はないのでまぁ大丈夫でしょう。水苔の量は硬すぎず柔らかすぎず。硬すぎると根が張れないし、柔らかすぎると水を含みすぎてしまうし。葉っぱを掴んで持ち上げても鉢から株が抜けないぐらいの硬さです。
↓胞子から育ったアンゴレンセ。前葉体から2年半?3年?ぐらいだと思います。茎は水苔の表面を水平に、葉は垂直に、と育っています。茎は手前から奥の方へ向かって伸びているので、向こうから出ている胞子葉が最新の葉です。手前の胞子葉は古い葉です。ややこしい笑
↓鉢を反時計回りに45度回転させての様子。このまま鉢で育てたらどうなるんだろう。
↓ワイド葉リドレイ。昨冬シーズンはあまりよい管理ができませんでした。貯水葉は枯れっ枯れ。胞子葉が1枚伸びましたが、水不足で小さめに、、。板付けのほうがいいのでしょうか。
↓右から、P.willinckii 'Rboonchom'、P.bifurcatum 'Hawaiian Pareo'、P.bifurcatum(Ziesenhenne?)。これも仮掛け。左手前の垂れ下がった枝は南米着生芋ツツジのCeratostema。枝先にはツボミの穂が見えます。
ビカクシダは今後、リドレイ1号の着け直しとコロナリウムの付け直しを予定しています。あとはカトレアの植え替えが2鉢。ザミアも鉢増ししたいし、いろいろ、あります。
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そういえば今シーズンの補助光源
投稿者: plattojp 投稿日時: 日, 02/21/2016 - 08:43もう昨年晩秋のこととなってしまいましたが、さてさて設置設置〜っと思ってLED照明をセットしたら点かなかった・・・。ボルクスのLED、1コ壊れてしまいました。
数時間とはいえ直射光が当たる環境で使用していたため、電源回路にガタがきたか?と放熱フィンをはずして内部の回路を見てみましたが、とくに目立って消耗してそうなパーツも見当たらず。測定機材や特別な工具があるわけでもないので無理していじって感電なんかしてしまったらタイヘンだし、そっと元に戻して終了。ホントはテスターは持ってますが、やっぱりAC100Vは怖いですし。
このようにしてシーズン初めに出鼻をくじかれ、テンションガタ落ち&面倒くっさ、で、10月下旬にカトレア取り込んでから11月いっぱいぐらいは太陽光線のみで管理していました。ところが、どうもカトレアさんの顔色が良くありません。午前中太陽光のみでは足りない様子だったので、補助光源必須か、と気を取り直し新しいボルクスLEDリーフパープルを購入。そしたら4年前にはなかった白色光の新しい製品をみつけてしまい、それも試しにと衝動買いしてしまったという。
ボルクスジャパン GrassyLeDio(グラッシーレディオ) CS073 フレッシュホワイト
ボルクスジャパン GrassyLeDio(グラッシーレディオ) RS073 リーフパープル
https://www.volxjapan.co.jp/products/Grassy-LeDio-RS073.html
↓右側の方の怪しい光がリーフパープルで、左側の怪しくないのがフレッシュホワイト。葉の色が全然ちがって見えますね。やっぱりパープルは、青赤成分が葉に吸収されてるかんじがしますね。
↓新しい製品は放熱フィンがより細かくなっていて排熱効率があがっているぽいです。以前のモデルでは”二又”になっていたフィンが、”三又”になっています。重量も2割軽量化だそう。しかしこのフィン、見事な造形です。壊れたからといっても、この放熱フィンを捨てるのはちょっともったいない気がしてしまいます。きっとなにかに使えるはず!でもきっと使わない・・・。
これまでずっと気になっていたLED電球の発熱問題。今シーズンはファンで送風しています。秋葉原の千石電商で発見&入手した、風の強さを弱・強と切り替えられ、電源ケーブルはUSBの口、という使い勝手よいファンです。やっぱり送風するとぜんぜん違います。↑写真のようにLED電球放熱フィンの1方向だけに風を当てているだけなのですが、点灯中のLED電球放熱フィンを触ってもまったく熱くありません。風が当たらない側を触ってもヒンヤリとした金属の感触がします。↑右手前のリーフパープルはファンから離れているので当たる風が弱く、放熱フィンの温度は高めです。もう一つファンを投入しても良さそうです。熱による電源回路の負担を減らして、LED電球の寿命を延ばしたいところです。
太陽の北上に伴い、室内の日照時間が次第に短くなってきています。LED電球の補助も足りなくなってきてしまいそう。はやく屋外に出せないものか。5月が待ち遠しいです。葉焼け対策がまたタイヘンですけれども。
↓さてさて、ベランダでは春の花が。Tecophilaea cyanocrocus、青が強いものと leichtliniiの混植です。球根がだいぶ増えて賑やかになってきました!鼻を近づけるとかすかに甘い香りがします。
↑ 肥培で球根増殖。ガンガン増やす!大群生にしてみたいです。紫色の花がさく品種も混色してみたいたいです。”ほぼ白”みないなものも写真を見たことがあって気になっています。
取り込みはじめ
投稿者: plattojp 投稿日時: 日, 10/18/2015 - 02:51昨日から植物取り込み始めました。
11月までいけるかと考えていましたが、アンゴレンセなど葉の伸長がけっこう鈍くなってきているので、そろそろ入れたほうがいいかな、ということで。室内は、夜間最低23度Cほど。日中日差しが差し込むと最高28度Cほど。日中の湿度は20%前後となっています。厳冬期の最低室温は14度Cぐらいになります。ビニールフレームは温度維持ではなく湿度維持が目的です。
今年はビニールフレームは1つだけにしました。2つあると窓側一面が植物になってしまって、さすがにシーズン後半ともなるとちょっと気持がめげそうになってくるので。面積縮小に伴いカトレアは少し整理しました。冬の間に植物にオーラを吸い取られてしまうんですが(笑)、分け与えられる量が年々減少しつつあってそれ対応ってわけですねぇ。
骨組みのサイズは、W1200xH1100xD750mmほど。ビカク3:カトレア2ぐらいの割合で仕切りを設けています。仕切りは、600x900mmのワイヤネットに50%市松遮光ネットを張ったもの(夏の間の遮光パネルを転用)にビニールシートを追加で張ったもので、2つのパーティションは気密的にもなんとなく仕切られます。両サイドの面から植物の出し入れをします。カトレアのほうは、日中開放して日射による温度上昇に対応。ビカクのほうは、明るい日陰〜半日陰にして日中もある程度湿度を保ちたい。このジレンマに対応するためにこんなふうにしてみました。それぞれのパーティションにはUSBミニファンを設置。ビカクのほうにはすでに設置済みですが、カトレアのほうはまだこれから設置しなければならないです。補助照明はLED電球が1個壊れてしまい、どうしようか考え中。ホームセンターでお手頃価格の白色LED投光機買ってきましょうかね。
中に入れるビカクは、クアドリ、ワリチー、低湿度耐久性能が低そうな子ビカク です。クアドリ、ワリチーは冬のあいだ湿度を維持するようにしてから、次シーズンきれいに育つようになりました。ただし湿度高いまま空気の循環がなくなると病気になるので、ファンが正常に動作しているかどうか注意しないといけません。停電復帰後に電源OFFのままだったり、自分で電源を切った後にすっかりONするの忘れたままになってしまうことがまれにあります。
パキポの養生装置は、台車に乗せて可動式にしました。台車にはユーフォルビア、ガガイモなども乗っています。パキポ養生装置が片付けば、空いたスペースには雑多な鉢がもっと乗ってくることになります。
まだ半分ぐらいの植物は外にあるんですが、アンゴレンセの大株、南米ツツジ、リドレイ1号は今週前半ぐらいには取り込みたいです。取り込みレイアウトをどうするか考えないと。うーん、けっきょく今年も窓側は植物で埋まってしまうのかなぁ。植物、育ちますからね。
その他、ビフルカツム、ヒリー(いずれも貯水葉絶賛展開中)、ハイビスカスは11月中下旬まで外ですかねー。
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