植物箱2012
温度と湿度を確保するための自作ワーディアンケース、今年も出ました。昨年は既製品のメタルラックを使っていましたが錆がでてちょっと・・・なので、今年はアルミフレーム製完全オリジナル仕様となりました。旧ビカクタワーの部材で余って使っていないものがあったので、それを再利用しています。メタルラックは錆びてはいますがラックとして本来の(?)使われ方をしています。
フレーム枠の大きさは、だいたい幅80㎝奥行75㎝高さ90㎝(床から棚面まで約20㎝(高さ70㎝ほどの内容空間となります))。フレームの上から、”業務用ポリ袋クリア 90L”を切り裂いてシート状にしたものをかけています。結露対策として、箱全体を車用品の大きな防水トレイの上に置いています。上部にLED電球2つ(火災に注意し自己責任の下)設置。背面には光を反射するための銀屏風も。銀屏風は光を集めるため半円状に湾曲していますが、焦点が合うほど正確な曲面ではないので、きっと火事の心配はないかな?と。
アキバで買ってきた12VDCファン(バルク)を6VACアダプタ使って弱めに駆動し(5Vだと回らない)、中の空気を24時間撹拌しています。 床面(植物棚の下)には水を張ったトレイが置いてあって、ファンはすぐ側に設置しています。風が水面を伝って水分を帯びたあとで全体に回るような仕掛けです。
今頃だと晴天時は6時半から11時半ぐらいまで↑こんな感じです。自然光+LED電球でけっこうまぶしいです。直射日光が当たった密閉ケース内は温度が40度C ぐらいに上がってしまうので、部屋の窓ガラスに不織布を単に張り日光を柔らかくしたうえ、銀屏風側のシートはまくり上げ固定で熱気を逃すようにしています。銀屏風をどのぐらい離して置くかによってもケース内温度が変わるので、高くても30度C前後になるように調整しています。湿度はケース内最高温度時に20%前後、25度Cぐらいのときに50%前後ぐらいでしょうか。
午後や雨天曇天などで日差しがない日はこんな感じです。↓ LED電球の紫色スポット照明がかなり目立つようになります。LED電球をあと4球ほど追加するとバランスよく照射できそうですが、高価なのでかなりムリ。日差しがなくなるとケース内温度はほぼ室温。湿度は50%前後となります。
LED電球は毎日6時15分に点灯し、15時00分に消灯。照明が明るすぎて、外から部屋を見たときに完全に「怪しいお宅」になってしまうので早めに消灯するようにしていますww ほんとは18時ぐらいまでつけておきたいんですけどねぇ。
現在、最低室温は17度Cぐらい。昨冬は厳冬期最低室温13~15度Cほどでした。今シーズンは何度まで下がりますかね。植物箱底面には、気休めで、ペット用のフィルムヒーター20〜30wグレードのものを一つ設置しています。
普段のメンテ。底面の水トレイは水面に膜(正体不明)が張ってしまうと湿度があがりにくくなるので、1週間~10日に一度はトレイを洗浄し水を換えるようにしています。
中に入っているのは、カトレヤ5(最近増えてきた)、その他蘭2、チランジア6、ビカクシダ養生苗6です。ぎゅうぎゅうに詰めにしてよかったことはあまりなかったので、密度的にはこのぐらいをキープしたいです。でももう少し入るかなー? 鉢物はいつのまにか乾いてしまいやすいので、水不足には注意しています。チランジアは毎晩ぐっしょり濡らします。その他の植物には、水をかけないようにしています(葉水などもしない)。
はぁ、一気に書きましたが、さしあたってこんなふうです。
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自己フォローです!
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LED電球、放熱フィンがかなりかなり熱くなります!ほんとうはクリップを支柱にはさんで宙に浮かせたいんです、、。現状設置法ではゴミ袋シート面が近い ので、ステンレスワイヤーに乗せただけだと熱で溶けたりしてしまわないかいつも気になってます。というわけで、写真を掲載しておきながらもこれはおすすめできない設置方法です。悪い見本です。スミマセンm(_ _)m。同様の設置法でなんらかのトラブルが発生した場合に、(多分に)ボルクスジャパンには過失がありませんし、わたしも一切の責任を負いかねます〜。
設置については説明書の注意書きに従っていただき、それ以外の設置法を検討される場合には、火災には十分にお気をつけ下さいませ〜。
と、警告を発するだけではなんなので、昨年バージョンの写真を。ぜひご参考にしていただけたらと思います。こちらのほうが安全です。
1.購入後すぐに設置してみた状況。支柱&クリップ設置。
2.昨年は東日本大震災の余震が多発していて、大きめの揺れでラックが傾いたりしてLED電球が窓ガラスにぶつかったりでもしたらタイヘン!と思って設置方法を変えたのがコレです。ラックの棚に載せました(なおかつ針金でクリップ部を棚に固定)!
3.LED電球設置法はこれで落ち着いたのですが、今度は照明が眩しくて仕方がないので何とかしてみた結果がコレです。アルミ箔を貼ったパネルでLED電球設置段を覆いました。
以上のような感じですー。いかがでしょうか!
けっこう”スポット
けっこう”スポット”になるので、光量落とさずもう少し角度広げられないかな?とか。
LEDと植物の間にはゴミ袋シートが在るわけですけれども、横から電球を見るとシート表面での反射が眩しいんです。ということは、シート面での光量ロスがけっこうあるはずなんですよね。それでケースの天井部分にサランラップ(透明度が高そう)を張ってみたこともあるんですが、やっぱりラップ表面での反射が眩しいんですよ〜(困)。なので、ケース内に設置するのが効率は良いのでしょうけど、そうするとケース内温度の上昇と湿気が気になるし、、、。
あぁぁぁ、キリがないです。考えるの楽しいですけど(笑)!
”そういえばっ”と
”そういえばっ”とハッとして!
このアルミフレーム、どんどん部材をくっつけていくことができるんで、支柱たてたら、、。植物棚面を底上げすれば光源との距離も維持できそうだし。うーん、なるほど、吊るのもよさげ。
植物さんたちにも快
植物さんたちにも快適に冬を過ごしてほしい、、。同意!
Ledio、けっこうお気に入りです。太陽の光にはとてもかないませんけど、かなり優秀な補助光源なのではないかと思っています。半日陰や日陰の植物にはとくに効果が大きいような気がしますけれども。湿度もキープしているのでそのせいもあるかもしれないのですが。
うちではLEDから葉先端まで15〜20cm距離をとっています。葉焼けになったことはまだありません。LEDの10cm下ぐらいに手をかざすとほんわり温かいですが、あまり近づけすぎると葉やけすることもありそうですよ。
昨年の様子の写真を載せましたので、設置方法の参考にしていただけたらと思います!
おぉぉぉ導入おめで
おぉぉぉ導入おめでとうございます!LeDio、進化してさらに良くなってるんですね〜。
昨シーズン使ってみた様子では「効果あり」と考えています。夏のベランダ栽培なんかより、LED使った冬の室内栽培のほうが条件のコントロールがしやすくて、 じつは冬に咲いたほうがきれいな花を咲かせられたりしています(笑)。チランジアの機嫌もすごく良くて、根っこが活発に動いてます。ブロメリア類は発色も良くなりそうですよね。
Grassy Solare Plant、紫外から赤外まででてるし、これすばらしい装置・光源ですよねー。GrassySolare貯金、始めようかなぁ。