いまごろ活発なアンゴレンセ

Platycerium angolense Welw.; Bak.
Syn. Fil. (Hooker & Baker) 425, in adnota 1868; Chr. 127. NPfl. 339. 1868
Platycerium elephantotis Schweinf. 1871; Kuhn, v. Deck.Reis. 3 [3]. Bot. 54. 1879.
"アンゴレンセ"が元祖なんですねー。いつのまに異名のほうがメジャーに(?)なったんでしょう

さて、今年は活動周期が2ヶ月ほど遅れています。やっとこの時期になって貯水葉が繁ってきました。

Platycerium angolense

↑真ん中が親株ですが、けっこう茎が”伸び上がって”きています。

↓これは左側の方から写した写真です。親株の芽の位置がヘゴ板から25cmほど離れています。

Platycerium angolense

いつもはこうなってくると、株分けリセットしてまた最初からやり直しをしていました。でも今回は、このま群生株を大きくしてみたいと思っています。そこで気になるのは、こういうふうに芽が”あがってくる”と、葉がだんだん小さくなってくる傾向があるように思うこと。自然界では、貯水葉の後ろ側に勝手にゴミが溜まって根が張る場所ができるだろうけれども、栽培下では人工的に”ゴミ”を溜めてあげないと満足に根を張れないのではないか? 水不足のために葉が小さくなってしまうのではないだろうか?と予想しています。この予想に基づく対策として、うちでは枯れた貯水葉の後ろにミズゴケなどを詰める作業を”たまに”行っています。

Platycerium angolense

Platycerium angolense

上2枚写真は貯水葉の後ろ側を写したものです。ミズゴケではなく茶色のバークのようなものが詰められているのが分かるかと思いますが、これはスゴイネ!です。ミズゴケよりもいいんではないだろかと思い、実験的に今年の春に追加してみたものです。上写真の真ん中ちょい右あたりにはミズゴケだけを詰めていて、スゴイネ!はまだ追加していません。

スゴイネ!効いてるように思いますが、水分管理にちょっと慣れが必要ぽいです。このことについては本家のサイトに詳細書かれています。スゴイネ!、けっこう水分が必要とされるみたいなんですが、そんなに水をやったらビカクにとっては水分過多になってしまわないのか?でも腐朽菌が繁殖していれば菌が水分消費するから問題ないていっているし、あぁ~葛藤。常識に囚われてしまっているということなのか〜?よかれと思って試験導入したスゴイネ!でしたが、ビカクのために良いんだか悪いんだかよくわからない思考のカオスに陥りかけつつも、この貯水葉の繁り方をみるとなんだかんだでうまくいってるのかな?と安心したり。

さしあたり今のところ、”上写真の真中ちょい右のあたりのミズゴケ”が乾いたら全体に水をじゃぶじゃぶかける、という感じの水やり頻度で落ち着いています。

来年いっぱいぐらいこの調子が維持できていれば、スゴイネ!追加法成功でしょうか(?)

#コンポスト100%スゴイネはどうなんだろう。合わない気がするなぁ〜。
#でも実験してみる価値、あるかも。

 

このアンゴレ株は、4

このアンゴレ株は、4、5日に1回、7リットルジョウロで2回水あげます。1回めの水やりのあと3分ぐらい経ってから2回め、という感じです。

ミズゴケですか?

ミズゴケですか?

・水やりする直前の状態で、ミズゴケ表面を触るとカサカサして固くなっている

・水やりすると、ミズゴケ表面で水が玉のように弾かれてしまう

・持ったときに重量感があまりない

だとすると、水が不足しているかもしれません。

水やりの頻度はどのぐらい?

一株あたりの水やりにかける時間はどのぐらい?

 

乾燥が激しそうです

乾燥が激しそうですね。風、日照が強めなのでしょうか。(夏)3,4日に一度の水やりで済むような場所に置くと、成長の様子が変わるかもしれません。

アンディヌム、白毛ぽわぽわでかわいくなりますよ