Platycerium angolense

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Platycerium elephantotis

Platycerium elephantotis Schweinf., Bot. Zeitung (Berlin) 29: 361, fig. (1871).

毎年7月下旬から8月上旬に貯水葉が動き出します。子株はもう少し早い時期から動き始めます。左側の株(写真真ん中の株)は6月ごろに動き出していました。大きく育つと動き出しが遅くなってくるんでしょうか。・・・大きくても昔はもっと早い時期に動き始めていたのに、年々遅くなってきていないかな?と気になり2005年ごろの写真を見てみたら、やっぱり7月下旬ごろに動き出していました。気のせいでしょうかねぇ、この感覚のズレ、というより勝手な思い込み?トシのせいでしょうか、、。

4年前後で子株を採り、株を更新しています。真ん中のこの親株(写真右側の株)は2016年6月に株分けして付け直した子株が成長したものですが、このぐらいのサイズになってくると成長サイクルの始まりが8月になってきます。しかも動き出しは元気がない。

Platycerium elephantotis

Platycerium elephantotis

昨年なんかはあまりに元気がない活動開始で、いよいよ枯れるのかと心配して右側にあった子株をバックアップとして鉢あげしたのでした。でも親株はそのあとみるみる大きな貯水葉を出すようになり無事にいつも通りの成長を。子株をとった場所にはまた新たな子株が。

Platycerium elephantotis

何年か経った株を見ると分かりますが、エレファントティスはけっこう茎が伸びます。基部の厚みがある貯水葉を毎年5枚ほど、胞子葉を2枚だしているので、よく考えてみれば納得です。大きくなった株の動き出しに元気がないのは、新しく出てきて伸びようとしている根がうまく張れないから?うまく水分を得られないから?だいたい、毎年冬の終わりから春のはじめは何かと気ぜわしく、あまり十分な世話ができているとは言えないような感じです。結局はお世話か、、。

Platycerium elephantotis

「来年は株分けせずに大株群生にしてみようかなぁ。」・・・まぁこれも何年かに一度ほどの頻度で定期的に言ってる気がしますが、これを言い出すとそろそろ株分け。実際胞子葉は大きく育つと思うので、そうなるとベランダの通行の妨げになってしまうんですよね。いや、でも今回は株分けしないで、伸びた茎メンテも施し、このままいってみようではないですか。

Platycerium elephantotis

2019-09-16 16:33:50 +0900

象さんリセット

けっきょく象さんもリセットしてしまいました。今回は3回めのリセット。前回のリセットはこちら

大きく前に張り出した胞子葉がかなりの圧迫感を醸し出し、ベランダ通行の障害になり始めていたので思いきってリセットしました。ああスッキリ!!!

正面、左に、右に、と株が3面あったところから、左と右に付いていた株を残しました。

Platycerium elephantotis remounted

↓ 残す株を切り取ってから正面の古株を剥がす、という流れ。正面の古株はしっかりと板に張り付いていて、剥がすのにひと苦労しました。剥がした面、下の方の明るい色の部分は前回使った水苔。その上の黒い部分は腐葉土とSugoi-ne1号です。すこしズームインしてみましょう・・・

Platycerium elephantotis remounted

↓ こんな感じです。腐葉土+Sugoi-ne1号層のさらに上にはもさもさと雑多な感じのゴミが溜まっていますが、これは、ハイビスカスやパキポの花がら、枯れた葉っぱなどを放り込んだものです。ベランダ点検していると、ちょっとした”ゴミ”が出るんですが、わざわざゴミ箱までもってって捨てるほどでもないし、かといって放置しておくのもよくないし、そういう迷ったときにはビカクシダの貯水葉の後ろ側にポイしてしまいます(笑)。仕留めたゴキや葉虫なども入っています。さらにズームイン・・・

Platycerium elephantotis remounted

↓水苔部分です。まだ水苔の形を保ってますね。見た目の意外としっかりしているんですが、でも触るとポロポロと崩れやすくなっています。ビカクシダの根も張っているはずなんですが、ぱっとみた感じではこれが根かよく識別できません。古い根は枯れてしまっているんでしょうか。

水苔

↓ 腐葉土+Sugoi-ne1号の部分。黒部分の下層1/3ぐらいが腐葉土、残りがSugoi-ne1号です。よくみると紐状のものがからみ合っているのがお分かりいただけるでしょうか。これ、象さんの根っこです。水苔の方とはかなり様子が違っていて、腐葉土+Sugoi-ne1号に根っこ全部来ちゃってんじゃないだろうかってぐらい根の張り具合がスゴイです。

Platycerium elephantotis remounted

Sugoi-ne といえば、情熱と個性に溢れるホームページが密かにやみつきになっているんですが、この象さんの根っこを見たときに、ほんとに笑っちゃうんですが、おもわず「へーっ、スゴイね!」てつぶやいちゃいましたよ笑

Sugoi-ne 100%植えはまだやっていませんが、試験的にやってみようか考え中。Sugoi-neの使用法にはいくつかルールがあるので、ビカクシダのSugoi-ne100%植えはどーかなー?て感じですが。基本水苔植えで、Sugoi-neをサプリメント的に使えば管理は楽かもしれません。

Sugoi-ne1号は耐用年数1〜2年ほど。現在は1号は販売されていませんが、より長持ちする2号があるようです。

象みみ

猫みみならぬ、象みみ!(あまり需要はなさそう) 件の名を持つビカクシダ。Platycerium elephantotisです。

ほれほれ、たぷたぷ

Platycerium elephantotis

↓2013年4月23日の姿はこんなんでした。

A Life with Platycerium elephantotis

↓そして現在

Platycerium elephantotis

そのへんの植物園でも見られないような見応えのある株になりました。立派立派。

↓金網面からだいぶ遠くまで茎が伸びてきてしまいました。水分をうまくコントロールしないと成長不良になってしまうのではないかと少し不安です。

Platycerium elephantotis

↓いちおう貯水葉の後ろにミズゴケを詰めてあげましたが、乾きやすくて少々心もとないです。そのうち腐葉土でもぶっかけてやろうかと思っています。あとはハス口で上から全面に水をかけるようにすればいけるかな。夏はいいですが、冬に室内での水やりに悩みそうですね。

Platycerium elephantotis

↓子象1号。クアドリのミズゴケに生えてきたのを鉢上げした株。2013年夏に胞子を播いたかも→2014年4月28日2015年5月24日2015年7月26日→本日のお姿。

Platycerium elephantotis

↓ペチュニア・ナイトスカイ。

「あ、これすげ」と思い迷わずポチりました。あまりの衝撃に、1セット2ポットだということに気づかず2つを注文して4ポットも届いてしまっておやビックリ & 届いたポット苗の実物を見ても星空合成(写真のよう)にしか見えない花に2度ビックリという。

ペチュニア ナイトスカイ

個性が強いので、ガーデニングなどをしている方は何と合わせるか悩まれるんでしょうねぇ。

星空に合うもの・・・やっぱりスゲかなぁ。

よく考えてみたらペチュニア育てるの初めてです。。。 たまにはこういうのもいいですね。

アンゴレンセ、なんと3枚目の胞子葉が

登場回数多めのアンゴレンセです。2枚目の胞子葉(左側)が完成間近となりました。昨年は通常であれば株分けリセットするタイミングだったのですが、それをあえてせず。”ご家庭”において、群生がどこまでいけるのかためしてみることにしたのです。その甲斐あってか、はたまた愚行極まってか、これまでになかったぐらい大きな胞子葉となりました。長さ70cm強ほど。先端のほうで幅約40cm。朝日に輝く貫録の胞子葉!

Platycerium angolense

Platycerium angolense

Platycerium angolense

↑ついつい正面ばかり、成長著しい胞子葉ばかり撮ってしまっていましたが、葉っぱの長さを図ろうと横からのぞきこんだところ、なんと3枚目の胞子葉が伸び始めていることに気づきました!子株では胞子葉が3枚以上でることもしばしばありますが、これほどのサイズの株で3枚目の貯水葉が出てきているのははじめて見ました。↓

これも普通に大きく育つんでしょうか。小さめになりそうな気がしていますが、、。

Platycerium angolense

↓そしてまた気づきたくないことも発見してしまい。。。今年1月中旬ごろの写真には写ってなかったので比較的最近できたものなんでしょうけど、感染跡です。よーく見ると、枯れた部分の中心付近から外側に向けて輪紋状に感染が拡がった様子がわかりますね。ほんとうに嫌な枯れ方。この枯れ跡、キライです。

アンゴレさんは(うちでは)冬シーズンに緑色の貯水葉に水がかかるとこのように菌感染しやすいです。アンゴレさんだけなんですよねぇ、こうなるの。春〜夏〜秋にはならないし、むかしは気にしたこともなかったのに、ここ数年になってなぜでしょう。謎。

今シーズン前半は順調に綺麗な緑色をキープできていたので、ちょっと油断して大胆に水をかけてしまったことがあったのですが、きっとそれがいけなかったのでしょう。室内に取り込んですぐのころに1度殺菌剤を散布してはいたのですが、やはりその後も定期的に散布したほうがよかったのかもしれません。

Platycerium angolense

 

ぱきぽ再起動

↑”イモ”コーナー。パキポ1号はもうすっかり活動再開していて花茎もこんなに伸びています。葉も伸びてきていますが、この時期は日照も微妙だし、本当はおとなしくしていてほしいところですが。水分が足りていないのか、胴体が柔らかめです。2月になってからは、週末休みにサッと軽く水やりしています。

このパキポ1号なんですが、近年はいつも8月下旬ぐらいから葉が落ち始めていて、なんだろ?菌?根腐れ?と不思議に思っていたんですが、気づいたんです。葉の付いている期間が2,3,4,5,6,7,8月、と約半年間にも及ぶことに。おそらく、落葉するのは単純に葉の寿命なのではないかなと。枝によっては芽の動き出しが遅めのものもあるんですが、そういう枝の葉は、動き出しの時間差分ぐらい遅い時期まで葉は落ちないんです。休眠からはやく目覚めてしまわないようできるだけ室内の暖房は使わないようにしているんですが、それでもやっぱり室温が高めなんでしょうね・・・。今年もまたこの時期に活動再開です。

2号は、年末に葉が黄色くなりはじめ年明けには落葉が始まり、1月中旬頃にはなんとか休眠入りしてくれました。そして今、1つの枝は芽が活動を始めました。そのほか2、3の枝においても芽がふっくらしてきています。 もうすこし寝ていてくれてもよかったんですが、生きていたことが分かってほっとひと安心してもいます。

室内はおだやか。

晴れの日の朝。日差しは暖かく、扇風機のつくる微風にゆらゆらゆれるザミアの葉。はぁ、幸せなひと時。

視線の先

↓リドレイ1号は貯水葉1枚目が伸長中です。そろそろ板の付け替えをしたいと思っているんですが、ここまで伸びてしまうともう手がつけられません。来年の9月ですね。前回、根腐れメンテついでに付け替えたのは2008年夏ですから、もう7年経ったんですねー。

Platycerium ridleyi #1

↓反対側から。これは昨シーズンに成長した葉で、上の方は茶色に枯れ始めています。真ん中辺り、葉脈が茶色に変色しているのは、バケツ風呂の際に擦れた跡です。そろそろバケツ風呂は限界でしょうか。っていうか、大きなバケツを買えばいいのか、、。

Platycerium ridleyi #1

↓昨年の夏に伸びた胞子葉が黄色く色づいてきました。落葉が近いです。右の方の先端が茶色に枯れている葉もそろそろ黄色く変色してくるはず。

Platycerium ridleyi #1

↓リドレイ2号。最近の胞子葉は葉柄が長く伸びるようになってきました。しだいに大人の姿になってきています。ワイドフォーム個体ですが、まだそれほど特徴は出ていないように思います。

Platycerium ridleyi #2

↓2号はこの時期は胞子葉展開です。いま伸びてきているのは2枚目の胞子葉。胞子葉、もう1枚出てきてほしいですが、さて次の葉はどちらになるか。

Platycerium ridleyi #2

↓アンゴレンセは1枚目の胞子葉が大きくなってきました。

Platycerium angolense ( Platycerium elephantotis )

こちらの株も胞子葉展開。

Platycerium angolense ( Platycerium elephantotis )

↓ウィリンキー1号です。9月下旬ごろ(だったかな?)についにリセットしました。豪華な群生からのリセットなので、なんとも貧相に見えて仕方がありません。リセット後の半月ほどは芽も動かなかったので、なかなか愛情が芽生えず。愛情が消えきらない群生株をすぐに処分せず、床に横たえたまま3,4週間ほど置いたままにしていました。分けた株が水を吸いあげないとき(株分け失敗)に再株分けするため、という危機管理的な意味も、あったといえばあったのですが、、。分け株の活動が再開して、なんとか無事に愛情を移行させることができました。

とりあえず活着はしたようですが、新しい葉があまり大きくならないので、まだ根張りが弱いのだろうと思っています。時期的にも、胞子葉の本格展開サイクルではないので、仕方がないと思ってます。

Platycerium willinckii #1

いまのところ無加温で、室温日中最高26度C、昼ごろから室内に日が差さなくなると23度C前後、夜間最低18度Cほど。湿度は、温湿度計では25%前後、加湿器の表示では50〜60%となっています。湿度はどちらの値が正確なのかワカリマセン。加湿器の表示が正しいと期待してます。

室温が高いので、潅水は乾いたらやるの繰り返し。やるときはしっかりと与えます。乾きが鈍くなるので夏ほど頻繁な潅水ではありません。小さな板付けの株などは、空気が乾燥してくると、朝には大丈夫と思っても夕方にはスッカラカンに乾いてしまっていることがあるので、日々のお湿りチェックは欠かすことができません。

空気が乾燥していると、クアドリディコトマムとワリチーは根本の水分が十分でも胞子葉が巻いてしまいがちなので、湿度維持のビニールフレームに入れています。クアドリディコトマムは水あげ&水分蒸散が激しいのか、潅水しても4日ほどでミズゴケがすっかり乾いてしまい、胞子葉がしおれてしまうことがしばしばあります。クアドリディコトマムはミズゴケが乾燥し過ぎないように、ワリチーは胞子葉がしおれ始めてきたら(なんとなく葉が垂れはじめたな、と思ったら)水やり。この2種は胞子葉の展開をできるだけ維持するよう、特別待遇で管理しています。

まだまだ越冬シーズンは始まったばかり。4月まで集中力をきらさないようにしなければ!!

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