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プルメリア:Black Ruby 比較
投稿者: plattojp 投稿日時: 土, 08/20/2016 - 09:19JL Black Ruby 執念のお迎え完。「ぜってーだ、ぜってぇ今シーズン中にゲットだかんな!」と心に誓い2ヶ月が経ったころ、よいご縁に巡りあうことができました。ときにフットワーク命。
樹勢は弱いそうで、とてもチャレンジングな一品。熟成した赤ワインのような深みのある赤い花には静かな情熱のようなものがあり、そこからは樹勢の弱さなんてすこしも感じとれません。でも調べたところによると、赤系のプルは、挿し木で根がなかなか出ないといったような、性質にくせのあるものが多いのだとか。やる気が出てきますね〜。しっとりと落ち着いた大人の雰囲気の花、なんとしてでも咲かせて見てみたいものです。
入手から半月ほど経ち、新たな葉が3、4枚増えました。成長の様子は、このまま動き続けるのか止まってしまうのかハラハラするような微妙な勢い。色素は薄く、枝は細く、新芽付近には白い微毛が生えていて。なんとなく、末成り(うらなり)のようなか弱さを感じます。
この様子だと用土の過湿にも弱いのではないかと思い、他のプルに比べると若干乾かし気味の管理です。一旦根腐れするとなかなか回復しなさそう。水が枯れてくると枝にシワがよりますが、潅水すると枝はふたたび太り元に戻ります。どうやら根っこはたしかに生きていていて水を吸い上げている模様。けど、決して必要以上には水分を吸い上げない、ぽい・・・。
花が咲いたあとに2又になったみたいです。葉っぱの付いていた跡の間隔が狭いですよね。微妙な間隔の変化から、前回の開花から何年経っているかがわかります。たぶん5,6年は経っていそう。それでもこの大きさ。先端の葉が付いている部分なんて、小指の先よりも細いぐらいしかありません。とても育て甲斐があるけれど、枯れるのコワイ。接ぎ木したら勢いが増すのでしょうか。将来的には接木してバックアップをつくりたいです。
あ、それと、枝についている地衣類がいい感じです。地衣類にもぜひ成長してもらいたいなあ。
↓ Black Ruby(aka.Black Tiger)とJL Black Rubyの比較。全然違います笑
Black Ruby(aka. Black Tiger)の茎は頑強そうです。接木されたもの、というのも大きく影響しているかもしれません。茎は柔らかくぷにぷにします。水がかれるとシワが寄るけど水やると元に戻る、とかもう多肉植物カテゴリでもおかしくありません。。
そろそろ花は終わりそう。三又に分かれる予定の芽がなかなか本格的に動きはじめないので、蕾はもう除去してしまいました。花が終わったら芽の方にパワーをまわしてほしいです。
今年迎えたプルは:
1.挿 木 Plumeria x rubra 'Amaron's Curly White'(Google画像)
2.済接木 Plumeria x rubra 'Black Tiger' (Google画像)
3.済挿木 Plumeria x rubra 'Celadine' (Google画像)
4.挿 木 Plumeria x rubra 'Cindy Morange' (Google画像)#枯れ
5.挿 木 Plumeria x rubra 'Leela' (Google画像)
6.挿 木 Plumeria x rubra 'Moragne Rainbow' (Google画像)
7.挿 木 Plumeria x rubra 'Moragne #23' (Google画像)
8.済挿木 Plumeria x rubra 'Penang Peach' (Google画像)
9.済挿木 Plumeria x rubra 'JL Black Ruby' (Google画像)
このうち、5はそろそろ発根、1,6は発根済。4,7は発根失敗→切り戻し→カルス発生待ち。
↓左:Moragne Rainbow、中:Amaron's curly white、右端:Black Tiger、中下棍棒:Leela
↓発根失敗の Moragne#23(長いほう)、Cindy Moragne(短いほう)
購入して挿し木後1ヶ月経ったところで一旦チェック入れたら、切り口が腐っていました。腐った部分をカットして2,3日水を吸わせてそれから切り口を自然乾燥。ところが、Cindy Moragneは水を吸わせる時間が足りなかったためか、自然乾燥中に切り口がしゅわしゅわにしなびてしまい失敗。育ち始めていた葉からの水分蒸散で枝の中の水分が足りなくなってしまったのが原因だと思われました。ということで、Cindy Moragne2回めの切り戻し→2,3日水吸わせ→育ち始めていた葉をカット→切り口封印。
↓Cindy Moragneの切り口封印。
ふつうは自然乾燥させるのですが、またしなびたら嫌だなと思い、切り口にアロンアルファを塗り封印しました。アロンアルファ封印は個人的にしばしば行うことがあります。職場のパキラも、背が伸びすぎてカットしたときには切り口にアロンアルファ塗ってますし。でもこれまでは”上端の”切り口から水分が蒸散したり雑菌が入ることを防ぐためにしか使ったことがありませんでした。今回は”下端の”切り口を保護するためですから、ちょっと作用が異なるかもしれません。
アロンアルファって水素結合で固まってるとかなんとかで、水分がないと接着悪いんですよね?たしか。擬似的に切り口が乾燥している効果が得られているのではないかと考えていて、なんとなくうまく行きそうに思っていますが、プルメリアの場合、こういった封印をしてはたしてカルスが形成されるかどうかは不明です。今回はテストです。結果は10日後ぐらいにわかるかもですね。これがうまくいったらけっこう画期的な気が。ふふふ。
↓こんな感じで吊ってあります。長いほうの Moragne#23 は自然乾燥がうまくいって、切り口が盛り上がりヒビが入ってきました。カットしてから10日経ちましたかねぇ。なんとかあと2ヶ月ぐらいで葉っぱを5枚は展開してほしいですが。(ムリかな?)
Hibiscus x rosa-sinensis 'Silver Memories'
投稿者: plattojp 投稿日時: 土, 08/20/2016 - 07:32ハイビスカス 'シルバー・メモリーズ' 今年はじめての開花。
今年の春は植え替えを見送りました。鉢底からのぞく根の量がそれほど多くなく、またシルバーメモリーズは樹勢が少し弱いとも聞いたことがあり、無理してセオリー通りに植え替えをする必要はないなと考えたためです。でも、根っこを温存した甲斐あってか、昨冬に強めの剪定をしたにもかかわらず4つの芽が活発に動き、大きな葉を次々と展開させました。蕾はある程度伸びた枝につくため、ベストシーズンの梅雨前後の開花とはなりませんでしたが、順調に枝を伸ばして8月11日に無事に開花とあいなりました。今年のこの暑さの中としてはよく咲いたのではないかと思います。花の直径は18cmほど。
シルバーメモリーズは、このシルバーからクリーム色へのグラデーションがとても気に入っています。夜の暗闇が明ける時分の空の色のような、絶妙の色合いではないでしょうか。もう少し赤成分が強ければ夕暮れのイメージにも合ったかもしれませんが、これはやはり朝のイメージのほうがしっくりきます。しかも季節は夏です。
夏の朝早く、まだ太陽が雲の頂上あたりしか照らしていないような時刻。おもむろにベッドから起き上がり、ベランダに繰り出して植物点検と水くれをする。これが私の夏の朝のルーティン。夜明けの静けさのなかで、水の跳ねる音がいつもよりベランダに大きく響く・・・。この花はそういうイメージを想起させます。
日中、ベランダはときおり強めの風が吹くんですが、せっかく開花したのに花弁が折れてしまってはもったいないというわけで室内に取り込みましたが、何十分かに一度は花のそばに寄ってグラデーションを再確認するという謎のループ行動が(笑)。花持ちはそれほど良くなく、夕方ぐらいにはもうしぼみ始めていました。
4本の枝に次々と蕾がでてきていますが、複数同時に開花となったら見応えあるでしょうねぇ。
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8月6-7日
投稿者: plattojp 投稿日時: 日, 08/07/2016 - 13:14↓リドレイの胞子嚢パッチ。いま完成しつつある2つ目の胞子葉の胞子嚢、まだ緑色です。奥のすでに黒くなっているのが今シーズン1つ目の胞子葉についているもので、そろそろ胞子嚢が崩れ落ちそうです。水切りネットかぶせて今年は本格的に回収しようかな。
↓Platycerium ridleyi 水やり。10日に1回ぐらいの頻度で水やりしています。リドレイをぱっと見ただけでは水加減がわからないので、手で持って重さをみてタイミングをはかって います。夏の高温時期には乾きがすこし早くなるので、乾き切ることがないように注意しています。乾ききるとほんとに軽くなりますが、それと比べて少し重いぐらい「あぁ、まだすこし水分残ってるな」というぐらいになったら水やりしています。昨年まではバケツに浸していましたが、いよいよバケツに収まらない大きさとなってきたので、今年は深いトレイに寝かせて水につけるようにしました。このまま水につけて3,4分置いておき、その後引き上げたら斜めに立てかけて数分間水切り。その後、例の潅水法を実施しまた数分間水を切り。やっと元の場所に戻す、といった流れです。所要時間は15分前後。忙しいときに水切れに気づいてあたふたしないよう、ゆとりある残水分チェックが肝要となります。が、やっぱ年に何度かあたふたしてしまいますけれども・・・。
↓(クリック拡大)待ち時間中は普段見られないアングルからじっくりと葉っぱを観察します。水分不足で葉の伸長に問題が起きていないかどうか。昨シーズンの葉と比べてサイズが小さくなっていないかどうか。虫が付いていないかどうか。などなど。昨年の葉には枯れたパッチが残っていますね。枯れたパッチは美観上好ましくないと思って切り取っていたこともありましたが、そうすると(個人的に)なんとなく間が抜けたように見えてしまうので、またそのまま残すようになりました。でもこうやって見ているとやっぱり切り取りたくなってきますね。うーん、迷う。
↓ Platycerium madagascariense けっこう成長スピードが早いですよね。1週間でこんなに大きく育ちました。根っこがペレポストに活着し始めたのか?いまのところけっこういい感じだと思います。あと1,2枚、貯水葉が育ってくれたらいいのに。
↓ その他。シンニンギア・エウモルファが満開です。
↓ (クリック拡大)Plumeria x rubra 'Black Tiger' 梅雨明けして気温が高くなったら花の色変わるかな?と期待していましたが、そんなに変わっていません。もしかしたら少し濃い色になったかもしれません。黒っぽい葉っぱはあまり好きではありませんでしたが、ハイビや他品種プルの緑によく映える葉色で、なんだか気に入ってきてしまいました。花数が増えてきて、漂う香りもより遠くまで届くようになってきた感じがします。台木案は撤廃かな。なかなかいい品種で今後にますます期待。
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7月31日
投稿者: plattojp 投稿日時: 日, 07/31/2016 - 06:23マダ、再びトライ。ヘゴ棒に着いた小さな株を入手しましたが、今後の成長にあわせて板に付けるか、鉢に植えるかしばらく悩み、そうこうしているうちに新しい貯水葉が動き始めて・・・、けっきょく100%ペレポスト(Sugoi-ne 1号)植えしてみました。ビカクシダのペレポスト100%植えは難しいかと思っていましたが、マダガスカリエンセには向いてるかも?と。
左の貯水葉のかたちがいびつなのは、葉が小さいときに一部が傷んでいたせい。ペレポスト植えする前から傷んでいた部分。いま動いている葉は綺麗に展開しそう。
↑ 白い小さなつぶつぶはオルトラン粒剤。キノコバエが大量発生するのを予防するためにだいぶ前に少しまいたもの。 それでもやっぱりキノコバエが寄ってきてしまうので、1週間ほど前から↓のようにキッチン用水切りネットをかぶせています。
Sugoi-neの使い方は本家サイトで。
↓ シンビジウム交配種。2年ほど前にバックバルブ吹かしで芽が動き出していたのを入手したもの。今年の春の植え替えで、干からびたバックバルブと入手時に動いていた最初の芽は外しました。植え替えでは1年経った古いペレポストを全て洗い落とし、新しいペレポストで植え替えましたが、根っこがすごかった印象です。ペレポスト、けっこういいですねー。
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プル、咲いた、けど・・・
投稿者: plattojp 投稿日時: 日, 07/31/2016 - 04:13Plumeria x rubra 'Black Tiger'咲いてます。けど、色も香りもぜんぜん違う・・・笑 接木苗を植え付けてひと月ほどでこれだけの開花に恵まれただけでもありがたいことですけど。花の大きさは直径6.5cmほどで、花弁は厚くしっかりとしています。 'Black Tiger'の特徴の1つである花弁のスジ模様はちょっと出ているような、気がします。香りは、クチナシ>バター>>>>>青パパイヤ。朝は繊細な香りですが、日中気温が高くなってくるとちょっと粉っぽい香りに変化。香りは弱めなんでしょうか。鼻を数cmぐらいまで近づけないといけません。
花茎の付け根には新しい芽が見えてきていて、3又の枝ぶりとなりそう。次の開花は2,3年後でしょうか。次回はどんな花と香りになるのやら。
それにしてもこのトロピカル感!!!
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