想い出ビカク その1

4年前だったかな?大勢を引き連れた千葉植物狩りツアーは。

泊まった旅館の庭には、おそらく古いころに日本に入ってきたものだと思われるビカクの巨大な群生塊があった。シャープでシンプルで素朴な感じのビカクシダ。「これいいねぇ」とか思いながら。

なぞビフ

 

朝の散歩時に庭先で小指の爪ほどの大きさの実生苗を目ざとく発見しほじほじしてお持ち帰り。まぁ、素直に「この株分けてもらえないスか?」と聞いてみればよかったのかもしんないけど、小心者なので。

で、やっとここまでの大きさに。途中、水を枯らしがちだったこともあってちょっと遅れちゃったかな。なかなか端正でよい姿。大きくなったらどんなんなるか。

 

子株も出てきた。

謎ビフ

 

ヤスデ対策

ビカクを観察していたらなにかの糞と思われる小さな粒粒がたくさん。しかも枯れた貯水葉にいたってはその表面が薄く削られたように食われてる。。。ワラジムシはここまでやらんなぁ。

とガサゴソとミズゴケをいじってみたら。ヤスデちゃん見っけ。おまえか。

バケツに張った水にビカクを水没させ一晩。結果、体長1.5cmぐらいの白いヤスデの幼虫がわらわらわらわらと。さすがにちょっと一瞬鳥肌。しかも一晩水没させたのにまだ動いてるし!ヘゴの繊維の隙間を縦横無尽に移動していがる(笑&むかつき)。指プッチで対処。

まだいるんだろうなぁ。ベランダを成虫が這って歩いているのも1度だけみたことあるけど、お隣さん宅まで行っちゃったらやばいなぁ。  ということで、これまでヤスデは少しかわいい生き物として見ていたのだが、今後は完全に害虫視だなぁ。

ビカクは全体オルトラン漬けにしてみました。効かないような気もするけどとりあえず。