ビカクハンガー2014

恒例のビカクハンガーです。

右上:リドレイ、右中:アフリカン・オディッティー、右下:アンゴレンセ

リドレイは12月に水やりをサボってしまい伸長中の貯水葉がすこし小さめとなっています。アフリカン・オディッティー、丈夫。芽の動きが止まっているので多少水やりサボっても平気。アンゴレンセいい感じ。

左上:アンディヌム、左下:クアドリディコトマム

アンディヌムは夏の高温のためか、夏〜晩秋の水不足のためか本調子ではない様子。成長サイクル終盤の2枚の胞子葉がショボくてちょっと残念です。クアドリディコトマムは10月頃に5年ぶりに付け直しをし、いくつか子株のポットあげもしました。いまのところどれも問題ないようで、とくに子株については新しい貯水葉が動き始めています。クアドリ親株の輸入も初冬だったし、クアドリは秋から冬にイジるとわりとうまくいく印象がしています。

どれも水切れさせないよう注意。だいたい1週間に1度の水やり。4,5日に一度でもいいかなー。リドレイだけは重さを見て水やりしています。貯水葉がまるっと覆っているので水分蒸発が遅いです。

ビカクシダ・ハンガー

 

右:ウィリンキー1号

左:ウィリンキー 'Rboonchom'

(下にぶらさがってるバスケットは風蘭)

ウィリンキーはどちらも活動開始です。”最初の”貯水葉が動き始めています。このタイミングで水が足りないと1枚目が小さな葉になってしまうので水切れしないよう注意しています。液肥も与え始めました。ハイポネックスNPK666を3000から5000倍程度に薄めにして2週間に1度ぐらい。そろそろ完熟油かすも置こうかな?

ビカクシダ・ハンガー

ビカクハンガーやトレイのことなど

ビカクハンガーの高さは155cm。幅は77cm。

NICのアルミフレームで組んでいます。アルミフレームの太さは20x20。ビカクの重量やハンガーの構造を考えると強度についてはちょっと心配です。アルミフレームの品質が・・・、というのではなくて、自分の設計が・・・、という意味でです。アルミフレームの品質はよいです。ひとつ要望としては、六角穴付ボルトがいいかなぁ、と。

仕事でミスミのアルミフレームを使っていて便利だなぁと思っていたのですが、ミスミはおそらく個人取引は不可です(最近はどうなのか知りません)。NICは個人取引OKですし、親切に応対していただいているので何度か取引しています。

 

カトレアフレームもデンドロ畑もそうなんですが、ビカクハンガーの下にはボンフォームラゲージトレイを敷いています。床が濡れるのを気にする必要がなくなるしオフシーズンの収納も楽だし、なにより丈夫だし、かなり重宝しています。さすがは車用品!

さらに、ラゲージトレイの下にはダンボールを敷いています。トレイの素材は発泡ポリエチレンなのですが、重量物を載せたトレイをフローリングに直置きすると滑りにくくてトレイの'ひきずり移動'が困難なのです。

プラス・アルファですが、さらにダンボールの下にフェルト生地を貼りつけておくとかなり滑りが良くなります!フェルト生地は100円ショップでお安く買えますし。これもまた便利グッズです。

これだけでも十分なのですが、やはりラゲージトレイ自体の汚れも気になってしまうので、トレイにビニールなどのシートを敷いてその上にアルミフレームの構造体を置いています。写真のビカクハンガーでは、さらに(笑)新聞紙を敷いています。ビカクの下って、ワラジーの糞とかミズゴケのクズとかが落ちて意外と汚れるので、定期的に新聞紙を交換して清潔を保つよう気をつけています。特にウィリンキーは長く伸びた胞子葉が床についてしまっているので、葉が傷まないようにするためにもときどき新聞紙を交換するようにしています。