その他の植物

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ペルーのヤマイモ Jan. 25, 2018

Dioscorea dodecaneura Vell.
synonym:
  Dioscorea bangii R.Knuth
  Dioscorea discolor Kunth
  Dioscorea dodecandra Steud.
  Dioscorea dodecaneura var. maronensis Uline ex R.Knuth
  Dioscorea dodecaneura var. villosa R.Knuth
  Dioscorea hebantha Mart. ex Griseb.
  Dioscorea huallagensis R.Knuth
  Dioscorea illustrata W.Bull
  Dioscorea kita Queva
  Dioscorea racemosa Rusby
  Dioscorea vittata W.Bull ex Baker

ズラリとシノニムをリストアップしてみましたが、なぜこんなに・・・? それは植物を見ればきっと納得。一つの山でも見かける株ごとに(と言ってもいいぐらい)葉の模様が違いました。分布はひろく、北米南部フロリダからコスタリカ、ブラジル、ペルーまで産するようです。学者方々も惑わされてしまったんですねきっと。地域ごとにどんな個体差が見られるのか、とても興味深い植物です。たとえばペルー集中ではなく、さまざまな地域からほどよいバランスでサンプルできるといいですね。あとは栽培法と増殖法の確立と。

Dioscorea discolor

Dioscorea discolor

Dioscorea discolor

Dioscorea discolor

Dioscorea discolor

地下深くに芋があって、乾燥機には地上部を枯らして休眠するそうです。↑の写真で蔓の部分をよく見てみると、枯れた蔓が巻いているのが分かりますよね。そういえば、細い蔓が林床を這ってるような、小さな株しかないなぁ、と思ってはいたのですが、毎年休眠して地上部を更新しているからということなのかもしれません。ぶっとい蔓が木に巻きついてはるか上のほうまで伸びている株は、私が見つけた株の限りでは一つもなかったです。とすると、成長もそんなに太くはなさそうですね。ネットで検索するとわさわさ茂っている様子の写真も出てきますが、栽培下であれば休眠することもなく通年成長するのかもしれません。

そのほかの植物続き

そのほかの植物が続きますが、こんどは多肉系。

オブツーサ山脈

↑オブツーサ山脈、造山活動中。そしてディッキア・マルラポ2つ。右端のマルラポは職場に出向させていたのですが、環境がきびしすぎてうまくいかないので連れ戻しました。

Ceratostema sp. aff. pubescens

↑Ceratostema sp. aff. pubescens しばらく前に出回ったマクレアニア(Macleania)に紛れ込んできた南米着生ツツジの一種。過去に南米ツツジ2号がいて、それはたしかにMacleaniaだったのですが、手放してしまいました(手元に置いときゃよかった)。熱帯雨林系イモはやっぱり肥大スピード早めです(4年前の姿)。芋に圧されてプラ鉢が変形してきているので今年は鉢増ししたいです。鉢の深さはそのままに、径を大きくする方向で。

Zamia pseudoparasitica

↑Zamia pseudoparasitica 塊茎は握りこぶしよりも1.5回りぐらい大きくなりました。冬シーズンにムクムクと太りました。Ceratostemaも冬の間に枝をいくつも伸ばし、塊根が太ります。Ceratostema、Zamia pseudoparasitica、暑いのは苦手なのかも。

Zamia pseudoparasitica

↑斑入りソナレオニヤブソテツ。埼玉の肉御仁からおすそ分けしていただいてからもう15年ぐらい経つもの。いつのまにか胞子で増えて、いまはここに居ついてます笑 今回の斑の入りはけっこうきれい。

 

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