リセット!完
リセット!の続きです。結果からいうと、
2つできました。大きい株は素焼き皿に着け、小さい方はヘゴ板に。素焼き皿はほんとはアンゴレンセを着けようと思ってストックしていたものですが、急遽予定変更。ヘゴ板は、親がついていた板を再利用。
作業詳細は以下に。
まずミズゴケの準備。最近は圧縮ミズゴケを使っています。しまっておくのにあまり場所を取らないし、必要な量を取り分けやすいし、価格のわりに良質です。山本デンドロのネットショップからお取り寄せしています。
もどし。はじめのうちはちょっとずつ水をかけます。圧縮ミズゴケの表面が水分に馴染むと、かける水の量を増やしてもスーっと吸水されるようになります。断続的に水をかけ、まだ芯が残ってるぐらいで水かけをやめて1時間ほど放置します。圧縮ミズゴケから水が滴り落ちたり、トレイの中に水溜りができるほど水はかけません。水の量が多くてビシャビシャになっていても絞れば使えますが、絞るときにミズゴケの繊維が切れてしまうことがあるので、そうならないよう心がけています。
ミズゴケの繊維が切れないように、ほろほろとやさしくほぐしていきます。ほぐしにくい場合は、ミズゴケがまだ十分に吸水していないことが考えられます。
ほぐしたミズゴケ、しっかり水分を吸い込んでいるけれどギュっと握っても水滴が落ちずにすこし水が染み出てくるぐらい、の吸水具合が理想です。
だいたいこんな感じ。大きな株を配置してみたところ、板のサイズとバランスが悪く・・・。前回の写真には写っていませんでしたが、念のために取り分けておいた小さな株をつけることにしました。
前日に取り分けたこれらの株は、貯水葉裏面に水をかけて新聞紙で包んでおきました。
1日経っても葉はまったくしおれていなかったので、着けたあとに良好な結果が期待できます。
これがもししおれているようだと根部のダメージが大きいということですから、要注意です。
ミズゴケをふわふわこねこねしながらハンバーグみたいな形に整えます。整えなくてもいいんですが、このほうがなんかおいしそうなので(意味不明)。ビカクをどの辺の位置に配置すればよいのか?成長点の位置が板の中心よりも若干下に来るよう配置するとバランスが良いです。
まずは紐を最初の一掛け。紐が緩まないように気をつけながら固結びで結んでしまいます。紐のボールはつながっています。紐の切れ端のほうは10cmぐらい残してあります。
掛けた紐が緩まないように注意しながら、一気にたすき掛け。ぐるっと回って、紐は最初に固結びした箇所に戻ってきます。そしたら残してあった紐の切れ端とまた固結びします。
板の後ろをみるとこんな感じです。
そうそう。芽の向きが上向きになるように。芽の向きを下向きにしてつけると予後が悪いようです。幼い株では芽の向きがはっきりわからないことがあるので注意しましょう。それと、芽が伸びて行く手直近には紐は通さないほうがよいです。
小さな貯水葉が見えます。秋の成長でビニール紐が見立たなくなるとばいいですが〜。
素焼き皿着けのほうはこんな感じになってます。紐が通っている穴4つはキリモミで開けました。こんなふうに”板”に穴を開けて着けるのは今回が初めてだったのですが、もうちょっと幅を狭めて、6箇所ぐらいに穴を開けると紐がけしやすかったかなぁと思っています。
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鬼瓦とかも良さそう
鬼瓦とかも良さそうですよね〜
シーサーの背中とか!
芽の向きの写真追加