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8月終わりそう

昨年、コロナリウムの朝露について書いたことがありましたが、今年もまた貯水葉に朝露が出ています。このところ曇天が続いて湿度が高めのせいもあるんでしょう。ともかく、根っこが元気な証拠でなによりです。↓分かりにくいですが、先端の方をよ〜く見ると、透明な水滴がいくつかついているのがかろうじて写っています。

ビカクシダの朝露

左はアンゴレンセの葉ですが、こちらではめだって朝露がついていたことがある記憶がありません。種類によってもお露のつきやすさが異なるのでしょうね。

↓アンゴレンセ。前回のリセットからちょうど5年が経とうとしています。

ビカクシダ アンゴレンセ

今年は貯水葉の動き始めが早め(5月だったかな?)のような気がして、初夏にかけて盛大に成長するかもと予想していたのですが、その予想は見事に裏切られ、ようやく今頃の時期になって貯水葉が茂ってきました。結局昨年とおなじようなペース配分。真ん中の親株のこちら側の貯水葉は3枚目。向こう側に伸びはじめている貯水葉が4枚目。さらに1,2枚貯水葉がでると思いますが、全部完成すればかなりにぎやかな感じになるでしょうね。無事に育ってくれることを期待。ベランダでの配置や、株の大きさのため、全体の姿を正面から写真に収めることができない状態なのがちょっと残念です。

Sinningia eumorpha

シンニンギア・エウモルファ 今年、7月頃にドイツから届いた球根。ごくごく淡く青が入ります。花の奥の方は青かったかな?

Sinningia eumorpha

ちょっと角度を変えて。首が折れそうなほどうつむいて咲いてます。

Sinningia eumorpha

African Oddity

プラティケリウム ’アフリカン オディティー’

オディティー、元気。少し明るい緑色と盾のように長く平面的に伸びる貯水葉、ヘナヘナ〜とした胞子葉が特徴ですね。(比較的)丈夫でよく増えて見た目もエレガント。できる子ですねぇ。

Platycerium sp. 'African Oddity'

うちでは年に1サイクルの成長です。今の時分から秋にかけ胞子葉が成長し完成すると、翌年の5月頃まで休眠します。冬の最低室温が14〜20度Cほどあっても絶対に目覚めません。もっと低温に当ててから高い温度で管理すると目覚めたりするのでしょうか。それとも、もっと高温を維持すると新たな成長サイクルがはじまるのでしょうか。よそのお宅ではどうなんでしょうね。

姿をみると、ビフルカツムが混じってる?とはじめのころは思っていましたが、成長サイクルのリズムを考えると、アフリカ系のビカクの性質が強そうです。姿はクアドリ、色合い&テカリはアルシコルネ、でしょうかねぇ(定期)。

Platycerium sp. 'African Oddity'Platycerium sp. 'African Oddity'

貯水葉展開を終え、胞子葉1枚目が出てきました。上のほうの芽は1枚目の胞子葉が(向かって)左側、下のほうの芽では1枚目の胞子葉は右側です。交互に重なりあってちょうどいい具合に成長がすすみそう。

↓普段はここに居ます(リドレイ1号も同じ向きに掛けていたのですが、昨日、向きを変えてあっち向きにしました)。

Platycerium sp. 'African Oddity'

↓ワリチーのパッチ。ワリチーはほぼほぼ成長を終えました。そしてリドレイ2号、葉焼け。

Platycerium sp. 'African Oddity'

きれいだねぇかわいいねぇ、と言ってるうちに水をやるのを忘れていました。。。バケツに張った水につけ、より日が弱い場所に移動完了。もう1枚新しい貯水葉がでてきてくれればなんとかごまかせるんですが、次は胞子葉が出てくる予感がしています。うーん

 

8月になりました

8月となり、毎日暑い日が続きます。本日のベランダは最高気温32度C。最低湿度は25%弱です。

↓Platycerium ridleyi #2 wide form

Platycerium ridleyi #2 wide form

リドレイ2号のほうでも胞子が落ちました。小さじスプーンの大きさにも満たない小さなパッチですが、どっさり落としました。落ちた胞子は、そのまま風とともに去りゆく予定。

↓ Hibiscus rosa-sinensis 'Kan Lemon' ハイビスカス・寛レモン

Hibiscus rosa−sinensis ’Kan Lemon'

2つ蕾が落ち、3つ目は1/3ほどしか花が開かず、4つ目でようやくまともに花を見ることができました。意外としっかりした黄色ですが、くどくない、さらっとした黄色、まさにレモン色!直径14cmぐらいです。ほんとうならここからさらに花弁が伸びるんだと思うんですが、その開花後の展開がないまましぼんでしまう様子です。夏の終わりに涼しくなってくればもっとしっかり咲いてくれそうで、楽しみです。

↓ほかのハイビの様子

はいび

梅雨明け以前と以後では葉の性質が違うぽい。’以前’の葉は、梅雨明け後の強光線下でちょっと斑点が出たりして調子よくなさ気。’以後’ の葉は強い日差しの下で育っているのでかなりしっかりしている様子。暑さになれたのか?蕾もまた出てきました。右はタヒチアンプリンセスで、左奥のシルバーメモリーズにも蕾確認。それにしても、土が良く乾くので水やりが大変。

 

ビカクシダ近況

↓Platycerium holttumii プラティケリウム・ホルタミー

Platycerium holttumii

ふと思ったんですが。ほるたみー、ってひらがなで書くとなんとなくカワイイですよね。ほるたみぃ。

↓Platycerium sp. 'African Oddity' プラティケリウム'アフリカン オディッティー'

Platycerium sp. 'African Oddity'

アフリカンオディッティーは貯水葉の成長の勢いがよくて、育てていてよかった〜、と思わずにはいられません!!株分け跡も気にならないほどになりました。日を強くしてもよく育ちますが、葉がやや短く硬く、すこし黄色みを帯び、シャキッと姿勢がよくなってしまいます笑。個人的には、日を弱め(全く当たらないわけではない)にして緑色濃く、脱力した雰囲気に仕上げるのが好みです。

↓Platycerium ridleyi  プラティケリウム リドレイ

Platycerium ridleyi

毎年、この時期になると リドレイの胞子が落ちるけど、どうしよう&くさい、ということで、 (´・ω・`)て気分になります。もったいないのでとりあえず↑みたいにしますが、前葉体はできるけど、そこから先がなかなか・・・。ついつい水やり忘れてせっかく育った前葉体もダイナシに、というのを毎年繰り返しているような気がします。今回はどこまで集中力が維持できるか?

 

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