Platycerium quadridichotomum

warning: Creating default object from empty value in /home/platycerium/www/v3/modules/taxonomy/taxonomy.module on line 1364.

7月10日

↓Plumeria x rubra 'Black Tiger' 葉がない棍棒状の接木苗を植え付けて20日ほど経ちました。接木苗とあって5本前後の長い根っこがすでにあったのですが、おかげですんなりと葉が展開し安心できる状態となりました。スリット鉢のスリットからは新しく伸びてきた根が幾本も見えます。花芽もしだいに大きくなってきていて開花するのが楽しみ。・・・が、これはじつは間違って入手してしまったものなんです。’Black Ruby'という名前で売られていたので、ハワイのプルメリア育種家Jim Little氏作出の’Black Ruby’だとすっかり信じ込んで購入したんですが、入手直後にJL Black Rubyではないことが分かり相当がっかりした次第。でも、次々と葉を展開させている姿を見ているうちになんだかかわいくなってきました(笑) 濃い赤の花が咲くはずですが、株のパワーもないし日照もちょっと足りなさそうな気がするのでどんな花となるか。全体的に色素濃いめなのか、葉の色が暗めです。明るい緑色の葉っぱが好きなんですけどね。きっとこれもなにかのご縁と考え、もうしばらく育ててみるつもり。ある日突然、ほかの苗の台木になってるかもしれませんけどね。

Plumeria x rubra 'Black Tiger'

AKA(Also Known As(・・・としても知られている))ということで 'Black Tiger'には他にも4711, Red Dragon, Red Dragon Heartなどといった名前もあるみたいです(参:Florida Colors Plumeria)。あぁ紛らわしい。

↓キョウチクトウつながりということで、パキポ2号(画像にマウスカーソルを重ねると写真が切り替わります)。葉っぱがけっこう濃い緑色でちょっとゴワゴワした感じです。5月頃にちょいちょいハイポネックス666をあげていたのでそのせいかもしれません。もしくは、こういう個体なのか。最近はもう液肥はあたえていません。暑くなってきたせいもあるかもしれませんが、ちょっと前から用土がよく乾くようになってきました。ついこないだやっと花茎が全部脱落したんですが、よく乾くようになって来たのはその後からかもしれません。花が咲いている間はやっぱり根はあまり活動しないのでしょうか。表土が乾いてきたらジャブジャブ水やり(撮影後さっそく水やりしました)。

Pachypodium rosulatum var. gracilis

↓パキポ1号。1週間ほど前に10枚ほど葉が急激に黄色くなり落ちてしまいました。落ちたのは、1月中旬ぐらいから伸びはじめていた葉で、それから5ヶ月が経過していたもの。葉の寿命かなとも思いましたが、梅雨らしい天気が続いたときに潅水を控えめにしたことがあったので、それが原因で落ちてしまったのかもしれません。多肉の会で「夏に水がきれるとすぐ葉を落とす」と何度か耳にしたことがあり、あぁやっぱりそれが原因かと思ったことがあります。毎年気をつけているつもりなんですが、水はけが良すぎる用土で植えているのですぐに乾いてしまいます。

Pachypodium rosulatum var. gracilis

↓リドレイ2号(画像にマウスカーソルを重ねると写真が切り替わります)。貯水葉が1枚完成。次の貯水葉が完成すれば緑完全復活。貯水葉が鉢を包み始め、鉢を持つときに貯水葉が傷つかないようにと、吊り金具を付けました。たしか昨夏は水やりを忘れていたところに直射光を当て貯水葉を葉焼けさせてしまいました。今年は気をつけないと。貯水葉が鉢を覆ってしまうと目視で乾き具合を確認できなくなってしまうので、重さをみて水やりのタイミングを逃さないようにしなければ。

Platycerium ridleyi

↓アフリカン・オディッティー。貯水葉の伸びっぷりがアフリカン・オディッティーのいいところ!ぐいぐい育つ〜、と思って水をやり過ぎるとわりとすぐに貯水葉がおひたし状になってしまいます。すぐに枯れてしまうような症状ではなく美観を損なうためにあまり好ましくないと考えているものなので、そんなにシリアスには捉えませんが、そうなったときは水やりの頻度を気持ち減らしています。今シーズンはまだおひたし様にはなっていません。

Platycerium sp. 'African oddity'

↓Platycerium quadridichotomum(右上角は子象2号)。5月下旬頃だったかに株分けしたものでもう活着しています。どの株も株分け後に伸びた胞子葉が1枚はあります。上段左より2鉢、下段右より2鉢はそのうち分譲予定です。

Platycerium quadridichotomum

↓デンドロのアグレガタム。’Florida Sunshine’のほうは素焼き平鉢にヘゴブロックで植えてあるのですが、先週から腰水栽培に移行しました。ぺしゃんこになっていた古いバルブが膨らんできています。左には水苔植えのアグレガタムJP大輪個体が。これは今年の世界らん展で入手したもの。ミズゴケ植えは根腐れがこわいので普通の水やりしています。

Dendrobium aggregatum 'Florida Sunshine'

↓ブルアマさん他。

Worsleya rayneri

↓2日目のHibiscus x rosa-sinensis 'Tahitian Princess'

開花初日のピンクが強いTPはあまり好きではないです。2日目になるとだいぶ赤成分が抜けてきて、シルバー、クリームの繊細な色合いになります。これでいい香りがすれば、文句なしなんですけどね〜

Hibiscus x rosa-sinensis 'Tahitian Princess'

朝の水やり後にまったり写真撮ったり朝ごはん食べたりしていると、一段落ついた頃にはもう10時とか。出かけるにしては微妙に遅きに失した感があり、けっきょくは近場を徘徊する程度で終わってしまったようなそんな休日、7月10日でした。

 

June#1

↓ Platycerium wallichii 1枚目の胞子葉の先端を折ってしまいました・・・。この向こう側にカトレアが置いてあって、カトレアの水やりをするとき(少なくとも1週間に1回ほど、多くて3日に1回)はワリチーをどかして、カトレアコンテナを取り出して、云々・・・と作業するのですが、そのときに私の尻にぶつかって折った可能性が大。やっぱりビカクシダは広い場所で栽培したほうがいいですねぇ。がさがさ場所を動かさないほうがいいでしょうし。葉っぱ揺らしたりこすったりするとエチレン放出量が増えるんでしたっけ。植物にとってのストレス物質(?)だったような。

Platycerium wallichii

↓ Platycerium quadridichotomum 貯水葉が成長不良です。胞子葉の先端も壊死してしています。今年出る葉っぱはもう全部出てしまっているので、きれいな完成は望みが無くなりました。5月の乾燥した強風にさらしてしまい、新葉先端を傷めてしまったのが原因だと考えています。もうすこし遅くまで室内においておけばよかったです。でも、この後ろ側には子株達がきれいに育っていて、それが救い。もしかすると↓この面はもう収束で、後ろ側が近い将来の正面になるかもしれません。でもその前に子株を取って仕立て直すか、この親株の棒付け直しをする可能性のほうが高そうです。右上の方に半分ぐらい写っているハンギング鉢はバックアップ機です。鉢植えのまま株が大きくなり、子株も育っていたのですが、親株の茎が伸びて”浮いて”きて弱っていたので、3週間ほど前にリセットしました。親株は破棄して子株を取り分け。このシーズンの株分けが今回はうまくいって、クアドリのバックアップ体制はかなり万全となっています。

Platycerium quadridichotomum

↓ Platycerium willinckii 左の2つは’初めてのウィリンキー’、右が2つが’Rboonchom’です。貯水葉がまだ貧弱ですが、胞子葉は普段通りに成長しています。もともとの株がある程度のサイズだったので、すでに子株も吹いてきています。子株が増えて王冠ができてくれば、また腐葉土とSugoi-ne投入で大きくしたいと思っています。4つもあるとウィリンキー暖簾ができそうです。

Platycerium willinckii

↓ Platycerium andinum これも大切な株。初めての植物個人輸入で入手したもので、思い入れのあるビカクシダです。ウィリンキーと比べると遅れてしまった感じですが、ようやく活着したようで、貯水葉の展開に勢いが出てきました。アンディヌムは毛深いので、伸長途中の若い貯水葉が重なると、ひっかかってしまってきれいに展開できないことがあります。重なってつづれてしまっている部分の後ろ側を指でなでて、伸ばしてあげています笑 アンディヌムはモフモフですね〜

Platycerium andinum

↓ Platycerium ridleyi ワイドフォーム 新しい貯水葉が展開してきています。枯れた貯水葉はワラジーにかじられたりなんだりでけっこう隙間がある様子だったので、水苔を少量つめてあげました。

Platycerium ridleyi

 

正体不明の子ビカク分離

前回のクアドリ回で紹介した正体不明の子ビカク。分離し、鉢に植え込みました。

正体不明の子ビカク

金曜の朝チェックでクアドリに水をあげていた際に、「この子ビカク、このままにしておいても子ビカクにもクアドリにもいいことはなさそうだな」とふと思い、指でほじほじして分離しました。その後湿らせたミズゴケで根本を包んで1日放置。土曜日になっても水が下がっていなかったので、鉢に植え込み養生。

ふと思った、とはいえ、新しい貯水葉が動いているところがポイント。胞子葉の新たな展開シーズンの始まりは株分けに調度いいタイミングです。いまの季節は酷暑が気になりますが、できるだけ涼しそうなところに置くなど最大限に目をかけることでなんとかカバーする予定。枯れた貯水葉はペラペラで貯水能力は低いです。根っこも少ないです。ミズゴケがあまり乾き過ぎないよう、かといって常にダボダボ水に浸っている状態にもならないよう、水分管理にも要注意です。

ところで、このひと何者だろうか。ワリチーかと期待していましたが、アンゴレンセのようにも見えます。ワリチーの胞子を塗りたくった気はしますが、アンゴレンセの胞子を塗りたくったことはありません。うーん、次回でてくる貯水葉の形がどんなものになるか、楽しみです。

↓子ビカクをとった跡にはミズゴケ追加しました。

クアドリ、ミズゴケ追加

ついでに、クアドリ子株の貯水葉の後ろにもミズゴケ少量追加しました。

まさに肩の荷をおろした親クアドリさん。ごくろうさまでした。

Platycerium quadridichotomum

針金がみえますが、これは何かというと、葉の広がり具合を矯正しているところです。

ビカク棒の重心バランス(胞子葉の傾き加減)と日照の向き、葉の成長具合などの兼ね合いからだと思うんですが、じつは2週間ほど前から胞子葉の先半分ぐらいがくるんとでんぐり返ってしまっていたのです。そのでんぐり返っている葉をひろげて見栄えが良くなるように、針金で矯正しているわけです。日射の具合も変えようと、株の向きを180度変えてベランダの内側を向くようにしました。成長完了しているように見えて、じつははまだ葉はやわらかいです。これから本格的に葉が固まってくるまえになんとかうまくいくといいのですが。

#ていうか、毎回写真のホワイトバランスが違ってる。。。

 

クアドリと謎ビカク

今年は貯水葉がいじけてしまいました orz

Platycerium quadridichotomum

なぞの前葉体から謎ビカク。すっかり大きくなりました。前葉体から胞子体が出はじめてちょうど1年ぐらい。昨年の様子は「 Platycerium quadridichotomum」の最後の写真にあります。勝手に生えてくるビカクは強いですね〜

ところで、このビカク、葉脈や胞子葉からしてクアドリではなさそう?ワリチーかアンゴレンセのように思います。ワリチーかな?

P. quadridichotomum & sporeling unknown platy

↓新たな子株が吹いてきてます。バックアップは心配なさそう。

P. quadridichotomum

 

Platycerium quadridichotomum 2014

Platycerium quadridichotomum ( Bonap. ) Tardieu
Notul. Syst. (Paris) 15: 420, t. 1(3-5). 1959

今年のクアドリディコトマムです。この株は、輸入したマザープラント(親株)から出た子株を一昨年の秋に分けたもので2代目の株となります。 もうすっかり大人の風貌です(昨年の様子)。

Platycerium quadridichotomum

胞子も付けはじめたし子株も吹いてきました。

Platycerium quadridichotomum

親株を長期間育てるよりも、約5年ほどしたら子株で更新するのがいいかも。

http://platycerium.sakura.ne.jp/node/656

↓輸入時の様子。

コンテンツの配信