このサイトでは ウラボシ(Polypodiaceae)科 プラティケリウム(Platycerium)属 の植物達をビカクシダと呼んでいます.※ほんとは 和名:ビカクシダ=Platycerium bifurcatum

和名麋角羊歯の名前の由来:
「叉状に裂けた葉形が麋(び)すなわちオオシカの角に似ているから。」(原色牧野植物大図鑑・続編(北隆館))

Slc. Litozac 'Living Fire'

Sophrolaeliocattleya Litozac 'Living Fire'(C. Litozac 'Living Fire')
ソフロレリオカトレア リトザック 'リビングファイア'
Slc. Diablito x Slc. Anzac 1970年 Stewart Inc.
今年の6月に五島園芸さんよりやってきました。

うちに来たときに1,2cmあったリードがぐんぐん成長して、みごと開花と相成りました。といっても、これ8月2日の写真です。載せる時機を逸していたもので、この際に。

Slc. Litozac 'Living Fire'

いわゆるミニカトレアです。 株のわりに大きな花で、今回は8、9cmぐらいあったでしょうか。時期が盛夏のせいか、赤がちょっと薄いような気がします。でも、サンセットカラーぽくてこういうのもよいかもですね。

以下、自分語り。

じつは、1998年12月に自分が生まれて初めて手にしたカトレアがこの品種なんです。この頃まで、自分の中では「SLCこそカトレア」という思い込みがありました。なぜかというと、実家が寒冷地で、ソフロの血があればうちでも大きな花のカトレア育つかな?と考えながら大人になってしまったから。カトレアならSLCじゃなきゃダメだったんです。で、七里ガ浜駅近くにあった鎌倉洋蘭園に年の瀬の夕暮れ時にノーアポ突撃訪問して(迷惑な客(すいませんでした))、オススメしていただいたこの品種を譲ってもらったという。ですが、とてもバチ当たりなことに、数年後にその株をひとに譲ってしまったんです。それがずっと心にひっかかっていて、今年になってどうにもこうにも堪らずまた入手してしまったわけなのです。心の引っかかり感、多少やわらぎました。

↓2001年9月22日開花の写真が残ってました。この後に手放してしまった。

Slc. Litozac 'Living Fire'

今度は枯れるまで自分が育てよう。

リセット!完

リセット!の続きです。結果からいうと、

Platycerium bifurcatum 株分け

Platycerium bifurcatum 株分け

2つできました。大きい株は素焼き皿に着け、小さい方はヘゴ板に。素焼き皿はほんとはアンゴレンセを着けようと思ってストックしていたものですが、急遽予定変更。ヘゴ板は、親がついていた板を再利用。

作業詳細は以下に。

リセット!

Platycerium bifurcatum(品種名不明)
1999年7月18日にサカタのタネ・ガーデンセンター横浜にて購入しました。

先日水やり後に、あまりの重量のために針金フックが伸びてしまって落下。貯水葉に溜めたゴミをベランダにぶちまけ、なおかつ落下経路にあった AfricanOddityに損傷を被らせるというハプニングがありました(「1999年7の月」関連かも笑)。これまでずっと重量が気になっていて、いつかこういうことが起こるだろうなぁと思っていたのですが、遂に、という。近い将来に近隣のお宅に迷惑をかけることも予想されたため、ついに株分けリセットすることにしました。2回めか3回めのリセットです。

まずは勇姿を写真に。

Platycerium bifurcatum

Platycerium bifurcatum

前回のリセットは2008年夏だったかな?

Platycerium bifurcatum

Platycerium bifurcatum

Platycerium bifurcatum

 

Platycerium bifurcatum

ヘゴ板は貴重な資材ですから再利用。

Platycerium bifurcatum

はぁ、ビカク剥がすので今日は疲れました。つけるのは明日にします。(ていうか、今超眠い・・・)

Platycerium quadridichotomum 2014

Platycerium quadridichotomum ( Bonap. ) Tardieu
Notul. Syst. (Paris) 15: 420, t. 1(3-5). 1959

今年のクアドリディコトマムです。この株は、輸入したマザープラント(親株)から出た子株を一昨年の秋に分けたもので2代目の株となります。 もうすっかり大人の風貌です(昨年の様子)。

Platycerium quadridichotomum

胞子も付けはじめたし子株も吹いてきました。

Platycerium quadridichotomum

親株を長期間育てるよりも、約5年ほどしたら子株で更新するのがいいかも。

http://platycerium.sakura.ne.jp/node/656

↓輸入時の様子。

Rlc. Memoria Helen Brown ‘Sweet Afton’ AM/AOS

Rlc. Memoria Helen Brown ‘Sweet Afton’ AM/AOS
リンコレリオカトレヤ メモリア ヘレン ブラウン 'スウィート アフトン' AM/AOS
Rlc. Xanthette x C. Ann Follis 1/1/1967, Stewart Inc.
2012年12月にオリジナル分け株を譲っていただきました。

うちに来てからついに初の開花。おとといの夕方に蕾が開き始めました。花の咲き具合はこれからまだ変わるかもしれませんが、ガマンできずに写真撮影。電球照明なので、すこし黄色味が強くなってしまっています。NS14x12.5。

Rlc. Memoria Helen Brown ‘Sweet Afton’ AM/AOS, SM/JOGA

サッパリとした緑色にリップの赤がすばらしくよく映えます。リップがちょっと変わった形ですが、こういうのを「バチ弁」と呼ぶんだそうです。色、配色、花型が絶妙のバランスで、シンプルなのに見ていてまったく飽きません。良い花良い花。

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