このサイトでは ウラボシ(Polypodiaceae)科 プラティケリウム(Platycerium)属 の植物達をビカクシダと呼んでいます.※ほんとは 和名:ビカクシダ=Platycerium bifurcatum

和名麋角羊歯の名前の由来:
「叉状に裂けた葉形が麋(び)すなわちオオシカの角に似ているから。」(原色牧野植物大図鑑・続編(北隆館))

Xerophyta 実生。

Xerophyta sp. aff.dasylirioides 、はじめてできた種、せっかくなので播いてみました。セルフでもときどき種ができるんですね。

Xerophyta sp. aff.dasylirioides seeds

↓播種後2ヶ月弱の現在の様子です。

Xerophyta sp. aff.dasylirioides seedling

前葉体がポコポコ出てますが、この実生トレイはクアドリディコマムの葉っぱの下に置いてあるので、おそらくは、、。

Xerophyta sp. aff.dasylirioides seedling

発芽率8割ほど。生存率6割ほど。

Vriesea diamantinensis

Dwarf な Alcantarea species ということでアメリカから入れたタンクブロ。(たしか)2年前に花が咲き、その後株分けして4株とった子株のうちの残した1株。すっかり大きくなりました。

Vriesea diamantinensis

Vriesea diamantinensis

次の花が咲くまでにおそらく10年ほどはかかると思うのですが、それだけの時間があれば、また胴太タンク、期待できそうです。

↓2001年9月22日。輸入直後のお姿。

Vriesea diamantinensis

輸入時点ですでに少なくとも5年は経ってそうな姿。開花サイクル、長周期っぽいですね。

Cooperanthus 'Lily Pies'

10年ほど前だったかにアメリカから Zephyranthes 'Lily Pies' として輸入したものですが、クーペリアとゼフィランサスの交配種でクーペランサスというのがほんとうなんだとか。丈夫でよく増え、日が弱くてもちゃんと花が咲く、お気に入りの球根草花。

Cooperanthus 'lily pies'

よく増えるのでしょっちゅう株分けしています。実家に住んでいたときはご近所におすそ分けしてましたね〜。

ところで、1枚目↑の写真は12時頃にとった写真。2枚目↓は朝8時にとった写真です。

Cooperanthus 'Lily pies'

違い、分かりますか?朝の開花直後はまだ花がカタイんですが、その後花弁が伸長し、お昼ごろになると柔らかくてふくよかな印象の花になります。 花の直径が大きくなるので全体的なボリューム感も格段にあがって見事な咲きっぷりに。うーん、じつに素晴らしい。

アンディヌム

ビカクハンガーA面を占拠しはじめたアンディヌムです。
2008年末、今のところに引越した際に株分けリセットした子株がここまで立派になりました。

Platycerium andinum

完全室内栽培です。この大きさになると移動が大変なので、水をあげるときもこのままの状態です。背面にビニールシートを張り、バケツで水を受けるような感じです。水は蓮口つけたジョウロでザーッと上からw。ちゃんと貯水葉に仕事させてるんですよー笑。

いまの季節だと3,4日に1度の水やりです。ミズゴケの表面が乾いてくる前に水やりします。ミズゴケ表面が乾いたらちょっと灌水のタイミングが遅れたかな?って感じです(参:2006年頃の完全室内栽培時の様子(前の前に住んでた部屋で))。

移動で葉っぱが擦れたり強風で葉が痛むこともないので、羊毛がとれることなくとてもきれいな葉をしています。

Platycerium andinum

実家のバルコニーで雨ざらし、毎日水たっぷり&明け方の気温が20度付近まで下がるような環境だったときは、幅も長さもこの1.5倍ほどのサイズになっていました。アンディヌム、けっこう水が好きです。この株も水切れしないように管理していれば昨年夏にはこのサイズに達していたと思いますー。

↓2009年1月17日の写真。ここからの再出発↑

Platycerium andinumリセット

ハイビスカス、始めました。

Hibiscus waimeae subsp. waimeae

Hibiscus waimeae subsp. waimeae

以前からハイビスカスに興味があったものの、漂ってくるキケンな”香り”にはできるだけ近寄らないようにしていました。それが、今年のシーズン初めに園芸店でうっかり”ワイメアエ”苗を購入してしまい、家に帰ったあとさらに良くないことにネットでワイメアエを検索してしまい(笑)。そしたらどうもこの自称”ワイメアエ”はワイメアエではないということになり、どうにもこうにもホンモノのワイメアエを見つけなければ気が済まなくなり・・・。

ということで入手した、このハワイ大学由来のワイメアエ(接木)、咲きました。

Hibiscus waiemae subsp. waimeae

雑味がなく澄んでいて清潔感のあるハイビスカスの花だと思います。香りもとてもよいです。ハワイのホテル浴室にあったマンゴーフレーバー石鹸の香りを思い出しました。トロピカルなハワイの香り! 久びさに旅行に行きたくなってしまいました。

シベの葯(ヤクの形、丸いと思っていましたが、よく見てみるとなんとなく腎臓っぽいですね。あと、雄しべの”ストロー”の先端から雌しべがニュッと出てきているような構造なんですね(へぇ、おもしろい)。

ところで自称ワイメアエ(ハイビ1号)は、成長旺盛でぐんぐん背が伸びているんですが、まだつぼみが来ませんね。アーノッティアヌスの血が強そうな特徴を持ってるんですが、どんな花が咲くのかな。

 

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