ビカクシダ

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アンディヌム

ビカクハンガーA面を占拠しはじめたアンディヌムです。
2008年末、今のところに引越した際に株分けリセットした子株がここまで立派になりました。

Platycerium andinum

完全室内栽培です。この大きさになると移動が大変なので、水をあげるときもこのままの状態です。背面にビニールシートを張り、バケツで水を受けるような感じです。水は蓮口つけたジョウロでザーッと上からw。ちゃんと貯水葉に仕事させてるんですよー笑。

いまの季節だと3,4日に1度の水やりです。ミズゴケの表面が乾いてくる前に水やりします。ミズゴケ表面が乾いたらちょっと灌水のタイミングが遅れたかな?って感じです(参:2006年頃の完全室内栽培時の様子(前の前に住んでた部屋で))。

移動で葉っぱが擦れたり強風で葉が痛むこともないので、羊毛がとれることなくとてもきれいな葉をしています。

Platycerium andinum

実家のバルコニーで雨ざらし、毎日水たっぷり&明け方の気温が20度付近まで下がるような環境だったときは、幅も長さもこの1.5倍ほどのサイズになっていました。アンディヌム、けっこう水が好きです。この株も水切れしないように管理していれば昨年夏にはこのサイズに達していたと思いますー。

↓2009年1月17日の写真。ここからの再出発↑

Platycerium andinumリセット

ちょっと長め。

ウィリンキーのお二方。2,3年前から水やり時以外は完全室内の栽培に移行しています。部屋の中を通る風に葉が揺れる様子は、この季節、なんとも風流でよい雰囲気を醸し出します。

Platycerium willinckii

どんなに熱い日でも日中不在になるときには防犯のため窓を閉めていますが、そんなときには扇風機で弱風を絶え間なく送るようにしています。蒸れや室内が異常な高温になるのを防止するためです。酷暑期でも最高室温は32度ほどに抑えられていて、水やりは3,4日に1度行なうぐらいの乾き具合となっています。

室内でも、そこそこの明るさ/日射と空気の循環があって適切な灌水施肥管理を行えばたいがいのビカクは十分に育ちます。板付きやビカク玉なんかでは室内での水やりがちょっとメンドウですが、 そこはなんとか愛情でカバーすれば、と。

what is this elegant leaves

今シーズンはじめの頃の葉がちょっと長めに成長しました。自分の胸元に芽があるので、120cmぐらいの長さでしょうか。ウィルさん1号(右側の葉)はついに葉先が床に到 達してしまいました。葉先が傷んでしまうのでそろそろ、と思ってますがもうちょっと伸びたいみたいです。ビカクハンガーの背をあと30cmぐらい高く出来ればいいんですが、その後の葉はだんだん”ふつうの”長さに戻ってきているので、この高さでなんとか我慢してもらおうと思ってる今日このごろです。

 

腐葉土を詰め込みました。

今日は、ビカクに腐葉土のつめ込み作業をしました。
写真のモデルは Platycerium willinckii cv. Rboonchomです。

ビカクを長い間育てていると、貯水葉の裏側がスカスカになってきませんか?自生状態であれば、上から落ちてくる枯れ葉やら何やらを貯水葉がかき集めて貯めこむのでいろんな"ゴミ"が詰まっているわけなんですが、きれいな環境の栽培下では貯水葉の裏側にはなにも貯まらないんです。

ビカクシダに腐葉土を詰め込む

↑ビカクを板につけるときに使った水苔+αはありますが、その後育った貯水葉と貯水葉の間はなにもない状態です。

ゴミは養分になるだけではなくて、新たに根が張る場所にもなると考えられます。ということは、このままだと株が弱ってしまうのではないだろうか!?これではいけない!ということで、今回、貯水葉の隙間に腐葉土を詰め込んでみました。

ビカクシダに腐葉土を詰め込む

↑詰め込み後に水をやった状態です。腐葉土が黒っぽいんでぱっと見よくわかりませんが・・・。

ビカクシダに腐葉土を詰め込む

よく見るとこんなふうに腐葉土が。

ビカクシダに腐葉土を詰め込む

Rboonchom以外にも、P. elephantotis、P. andinumに腐葉土詰め込みました。以前に水苔を詰めたこともありますが、細かいところは詰めにくいし、水を含んだ時と乾いた時で膨らんだり縮んだりするのがちょっとアレなんで、今回は腐葉土にしてみました。細かく刻んだ水苔を混ぜたり、ベラボンを混ぜたりしてもよいかもしれないです。

うちは風が強めなので、乾燥した腐葉土が風で飛び散らないか心配です。あとキノコとか生えてきそうです。

分け株の様子

クアドリディコトマ無。って、なんで無だけ変換されんの?w クアドリディコトマムさんです。昨年晩夏に株分けしたものが無事に成長しています。3度目にして株分け初成功となりました。

Platycerium quadridichotomum

1回めは(たしか)活動開始の春にヘゴ板に子株をつけたのですが、枯れ。2回めも(たしか)活動開始の春に今度はコルク板に付けたのですが、じんわり枯れ。ということで、3回めは夏終わり頃にプラ鉢に。そしたらOKと相成りました。活着するまで根部の水分が安定していたほうがよいのかもしれないですね。

Platycerium quadridichotomum

こちらは親株とその子株。今年はこの辺の子株でまた挑戦しようかと思ってます。親株がほんとにダメになりそうなので、なんとかしないと。っていうか、いっそのこと親株を分けて復活させられたらいいんですが。

Platycerium quadridichotomum

ときどきあるんですが、貯水葉と胞子葉の中間の形のような葉っぱが出ることがあります。貯水葉伸長シーズンから胞子葉伸長シーズンへの切り替わりのタイミングで発生しています。なんかのホルモンバランスなんでしょうけど、環境的な要因はなにかあるんでしょうかねぇ。

Platycerium veitchii var.Lemoinei

Platycerium veitchii var.Lemoinei

白肌美人のレモイネイさん。綺麗です。

Platycerium veitchii var.Lemoinei

大きく育っている方の葉っぱ、ここで成長が止まってくれたらとてもよいバランスでいいんですが、このあとさらに伸長しながら葉っぱがだらりと下の方を向いてしまうんですよねぇ。自重で垂れてしまうのか、もともとの性質がそういうものなのかははっきり分かりませんが、 それがちょっとだらしなく思えて気になるところです。光線の強さはあまり関係なさそう。水を辛めにしたらいいのかもしれませんが、そこまでイジメたくもないし。

貯水葉の縁が針のように細くて胞子葉もわりと短いビーチを見たことがあるような無いような気がするのですが、それでレモイネイのように白いのがあったら欲しいなぁ。

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